2010-01-01から1年間の記事一覧
結局、年内は授業準備とシラバスなど書類作成などで終わってしまった。本日は少し時間が余ったので、秋に書店で見かけ、一週間見送った後に思い切って購入した本書を読了する。数年前に大々的に取り上げられた歴史学を「物語論」とする見方に対して、哲学史…
相変わらずのPCの起動不良が続いていたため、昨日午後早くにメーカーに再び電話をしてみた。今度は話が早くマザーボードとビデオカードを交換すると言ってきた。まあ年明けのことだろうと考えていたら、夕方に明日朝に宅配便で部品を送り、別に技術者も派遣…
やることは山積みなのだが、明日が資源ゴミの最後の収集日となるので、一年一度の大掃除を先に済ませた。もともと男の一人暮らしで誰も来ないこともあって、掃除はひたすら手抜きをしており、たまに掃除機を丸くかけるぐらい。しかも箱とか袋とかを捨てられ…
PC立ち上げ時のフリーズが直らない。本体には問題がなさそうで、ソフトと喧嘩しているわけでもないらしい。モニターが一瞬消えて回復した後にフリーズすることが何度かあり、ドライバーがインストールされないなどモニターに問題があるようだったので、急遽…
昨晩は久しぶりに一杯飲んでいっぱい食べた。今年の外仕事が終わったという少しばかりの開放感と、昔からの知り合いということもあり、誰かの行きつけの店というのも何となく雰囲気があってよかった。そうはいっても授業準備は残っており、本書もそのために…
今朝の通勤途中の地下鉄で人身事故があり、運転を見合わせるというアナウンスが入る。非常に焦ったがもう一駅だけ進むことになり乗換駅にたどり着くことができた。もう一つタイミングが早く事故が起きていたら、駅からタクシーを使わなければならなかったと…
今年から担当している通年の日本史概説では近代編に突入しているのだが、こちらのこれまでの蓄積ということから大阪ネタ(経済史)と対外関係史を交互に行いながらすすめており、最後は朝鮮戦争から55年体制で落とす予定にしている。そういうわけで朝鮮戦争…
夏に買ったPCの調子がどうもよくない。いきなりフリーズしてしまうのである(このブログ作成中にも一度あった)。今日は特にひどく最初は起動画面途中に停止し、次にネット・サーフィン中に停止し、次は普通にプログラム起動中に停止し、そのたびに強制終…
先週に引き続き歴史資料館へ。どういうわけかいつもの女性が受付担当ではなく、違う男性(紀要で名前は知っている方だが)が応対をしていた。いつもの女性も席にいたので、おそらくローテンションで受付業務を担当することになっているのだろうが、これまで…
岩波新書で日本近現代史シリーズ・中国近現代史シリーズに次いで日本古代史シリーズが出るということで、その一冊目。旧石器時代から古墳成立までを取り扱っており、著者は関東の弥生研究者らしい。金・月で読み終えたが中身は大変バランスがとれており、通…
某古書店で安くで売っているのも見つけてしまい衝動買いしていたもので、日曜から読み始めて今日の帰途途中で読み終える。料理関係の研究者は日本史・文化史関係の研究者によるものもがあるが、本書の著者たちは家政学系の研究者である。そういうこともあっ…
昨日夜の非常勤先に行くと、来週までに試験問題を提出せよとのこと、まだ10回目までにしか終えておらず、しかもストックが13回目までしかなく、14回目は一から作らなければならず、しかも戦後史を初めてしなければならない。そんな状況で問題が作れるわけが…
長らく続いている研究会で長岡京に出向きフランス中世都市史のお勉強。中世都市論全体の議論を整理していただいており、いろいろと刺激を受けることができた。ここ数日はプチうつになっており出かけるときも少し億劫だったのだが、議論にも参加でき懇親会で…
近年の多数の出版事業の中でも大きなインパクトがあったものの一つに、冷泉時雨亭叢書全84巻がある。藤原俊成・定家以来の和歌の家として知られる冷泉家の蔵書が明らかになり、長らく写本を底本としていた藤原定家の『明月記』も原本の影印本を参照できるよ…
積ん読のあまりなかった9月に購入したものの、別の本を優先させたためようやく読了。途中までは個別論文を読んでいるようで、電車読書にはけっこうきついものがあった。カタリ派・ワドル派など異端の実態を少ない史料から追求する困難はわかるが、もう少しわ…
三連休も仕事は進まず、校正は一通り見るも疑問点が出てきて月曜日に再確認する必要あり。その上にお怒りのメールまで届きいろいろ大変。そういうわけでいろい問題は山積みのままだが、本日は仕事終わりに実家に寄って日本酒でを結構飲んだこともあって、明…
ODつながりということもあって(お会いしたのはもう15年以上前のことになるが)、著者の一般書はすべて購入しておりこれが最新のものになる。上杉氏と北条氏の苅田・苅麦合戦など興味深い事例も紹介されているのだが、ともすれば叙述が脱線しがちなところ…
非常勤講師の気楽なところは専任のような事務仕事をする必要がないところ。本も自分のもにならないし、写真を大量に手に入れても置くところがなく、国内旅行ぐらいは何とか私費で行けるので、科研費も請求したことがない。この年になると出す公募もほとんど…
出版されたときから気になっていたのだが、秋の学会で見つけて購入してしまった。「田中上奏文」という怪文書に焦点を絞って1920年代後半から現代まで叙述されており、著者の筆力もあって読みやすく、月曜途中から水曜途中の電車内で読み終えたhttp://www.ut…
非常勤先に行ってみると学生アンケートがおいてあり、授業を駆け足で進めなければならなかった。しっかりと告知しておいてもらわないと(もしかしたら予定表に書いてあったのかもしれないが)、非常に困るところ。内容もシラバス通りに進んだかなど意味不明…
エコポイントにつられ、金曜日にテレビを衝動買いしてしまう。前のアナログテレビが壊れてから、PCのテレビチューナーで見ていたのだが、諸事情から新PCには敷設しなかった。モニターを購入しなかったので、いちいちテレビを見るために接続をし直さなけ…
忙しいとさんざん書いておきながら、今日は昼に授業を終えると地下鉄と京阪を乗り継いで大津まで出かける。別所駅で降りて、新羅善神堂(南北朝期に足利氏が建立)を見てから大津市歴史博物館で表題の展示を見学。現大津市域の国宝を総ざらえで展示するとい…
岩波新書の中国近現代史シリーズの一冊で、孫文が亡くなった1925年から対日戦争に「惨勝」した1945年までを扱う。この間の日中関係を日本史研究者が見たものは結構読んでいたが、中国史研究者が書いたものは中央公論社『世界の歴史』シリーズ以来。新史料の…
2006年の続群書類従完成会の突然の倒産には大変驚くとともに、日本史学会にも大きな痛手となった。幸いにも出版事業そのものは八木書店に引き継がれることになったが、価格は暴騰することになった。古記録を刊行している史料纂集シリーズも5000円前後だった…
長らく勤めている非常勤先(途中で嘱託講師としての出講という時期もあったが・・・)で、はじめて「海と交通」というテーマで講義をしたのが2001年度後期、それから3年ごとに行い今年で4回目になる。この間に授業回数が13回・14回・15回と延びていったこと…
三連休のはずだったのだが、火曜日から始めた概説の授業準備が終わったのが今日の午後で、ほとんど時間をつぶしてしまった。近世後期で一から話を作ろうとしたのが失敗で、近年の概説類をかき集めてようやく「近世社会の達成と開国」というレジュメA4二枚分…
非常勤先の「近所」行われていた展示http://www.sankokan.jp/index.html。行く前にはなぜ非常勤なのにタダで入れないのか、まあ40分ぐらいあれば一通り見ることができるだろうと、なめてかかっていたのだが、とんでもないところ。常設展示だけで2階まであり…
土日と徒歩20分弱の地で行われていた上記シンポジウムに参加http://www.fsm.affrc.go.jp/Old/sympo_20101030-31.html。ほとんどが理系の報告者だが、少し関係者とつきあいがあったため軽い気分で参加したのだが、いきなり最初に指名され発言する羽目になり、…
ここ数日思いがけないところから思いも寄らない話をいただき、来年度も京都に通うことができそうです。関係者の皆々様に厚く御礼申し上げます。本当にこれまで何とかこの業界の端くれにとどまることができているのは、まわりの方々の配慮によるもので、改め…
天気予報通りとはいえ昨晩からはいきなり寒くなり、朝気づいたら悪い予感が当たってしまった。京都も寒く久しぶりに総合資料館に行って写真帳めくりをしていたが、何度も鼻をかみに行く始末。今週の金曜・来週の火曜・水曜が休みのため少し気がゆるんでおり…