wsfpq577’s blog

日本中世史専攻、大学非常勤講師などで生活の糧を得ていますが(求職中)、ここでの発言は諸機関とは全く無関係です

2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

沢山美果子『性からよむ江戸時代』

本日はルーティン姫路。相変わらずほぼ電車は仮眠状態だが、積ん読の表題書をようやく読了。これまで出産・子育てについての著作に学び、講義でも使わせてもらったが、本書は男女の性交渉に重点がおかれたもの。妻との行為を日記に書き残した小林一茶にはじ…

藤野裕子『民衆暴力』

本日も連勤で姫路(木曜日は代休)。土日出勤は研究会など行事があるときだが、コロナ以降は夜の飲み会がなくなり、本日もおとなしく帰宅。そんなわけで遅ればせながら表題書を読了。18Cまで非暴力が貫徹されていた百姓一揆が、19世紀の世直し一揆では民衆の…

兵庫県立歴史博物館「女たちのひょうごー千姫から緒方八重までー」

本日はルーティン姫路。先週は講義に追われ一日年休をとり、それ以外も隣の図書館に行く必要があったため、本日ようやく昼休みにざあっとだけ表題の展覧会を観覧。副題にあるように、近世の県下にゆかりのある女性に関わる展示だが、絵画(十界図から浮世絵…

戸高一成・大木毅『帝国軍人』

本日はルーティン姫路。JRの人身事故で朝は1時間閉じ込め(ちょうどすることがあって助かったともいえるが・・)、帰路も間引き運転など混乱が続く。そんな中でようやく読了したのが表題書。お二人ともお名前を知っているぐらいだったが、戸高氏は海軍軍人が立…

森安孝夫『シルクロード世界史』

本日はルーティン姫路。珍しく眠気を覚えずデスクワークを終えたが、帰りはグッタリ。そのうえ水曜日のリモート資料アップは前日深夜までかかり、自転車操業が続く。そんななかで後期の講義のこともあって衝動買いしていた表題書を積ん読の順番を変えて読了…

上田信『人口の中国史』

今週は月が対面、火水が遠隔、木から姫路三連勤で、ボロボロで来週水曜の準備がほぼゼロ状態だが、その気力もなく電車読書の備忘。だいぶ前に火曜日のネタ探しで衝動買いしていたもの。「中国」という枠組みが形成された先史時代から紀元後2世紀、東アジア・…