wsfpq577’s blog

日本中世史専攻、大学非常勤講師・研究員などとして生活の糧を得ていますが、ここでの発言は諸機関とは全く無関係です

ドキュメンタリーすら事実を隠蔽するNHK

転居先は衛星放送がはいるため、正規の料金を支払い、レコーダーも取り付けた。とりわけBS世界のドキュメンタリーは寝酒の時間にちょうどよくはまっている。しかし昨日観たNKK制作のものは、明らかに意図的に事実を隠蔽していた。19:00衛星第一の故大林宣彦…

田野大輔『ファシズムの教室』

電車読書ではないのだが、遠隔授業準備のつかの間の合間に読了。著者がおこなってきた、「普通の人間が残虐な行動に走るのはなぜか」を題材とする受講者250人の「社会意識論」中で2回分をかけて実施している「ファシズムの体験授業」の実践報告。受講者に同…

檀上寛『陸海の交錯』

本日はルーティン姫路。相変わらずヘロヘロになりながら何とか終業時間を迎える。明石まで座れなかったこともあり、表題書をようやく読了。中国の歴史シリーズの四冊目で、これまでの中華・海・草原の交錯として明朝史を描いたもの。これまで不勉強で余り意…

兵庫県立歴史博物館「驚異と怪異ーモンスターは警告する」

昨日に引き続いて「偶然の一致」シリーズ。当方が出入りしている博物館でもともと春の展覧会に予定されていたが、今週火曜日から8月16日(日)まで開催されることに。もともと昨年に国立民族博物館で開催された同名の展覧会のサブ企画(出品点数を減らして独…

詫摩佳代『人類と病』

本日はルーティン姫路、高校生の時差登校のせいか以前よりも乗客が多く、明石まで座ることができずいつもより疲れる一日となった。週の前半に採点と並行して4本の講義収録をするはめになったのも響いている。そんななかで電車読書の備忘は「予言の書」になっ…

湯浅治久『中世の富と権力』

今週も木・金は通常勤務。電車は高校の分散登校もあってかかえって混んでいるぐらい。当方は講義のみなので遠隔だが、大学生も見かけるようになった。そんななかで電車読書は表題書。寄進を手がかりに、中世の荘園・武士・有徳人・地域社会・寺社・惣を通底…

『13th -憲法修正第13条』

自粛、さらに授業準備で、長らく映画館にも行くことができていないが(ミニシアター・エイド基金には最低限の投げ銭だけした)、たまたま情報を知って無料公開されているドキュメンタリーを自宅で観覧。BLMがらみで紹介されていたもの。 Black Lives Matter…

アベノマスク

本日帰宅したら投函されていた。開封していないが一見しての汚れはなさそうで、単なるガーゼとしては利用可能か。10万円は30日に用紙が届いており、日曜日に投函したが、今現在まで振り込まれてはいない。何れも記録として残しておく。

古松崇志『草原の制覇』

本日は姫路出勤その他いろいろあって、久しぶりに一万歩以上歩き、時間もないのだが簡単に電車読書の備忘。飛び飛びに紹介している中国の歴史シリーズの一冊。前回の南方と海に続き、今回は北方側の視点。前者がやや雑多なものを集めた印象があるのに対して…

通勤が再開して

今週から姫路は通常勤務、来月からは共同研究も再開の予定。電車も朝の阪急は西宮北口でまぐれがない限り座れず、JRも神戸で席取り。時差登校の高校生を加えて8割ぐらいか。しかもすっかり暑くなり、朝に駅まで歩くだけで汗をかき、マスクもつらい。公称で…

マンション理事

区分所有者になったため、新入りは理事をやらされることになり、あみだくじで監査に選任。仕事は年一で6人のうち一番楽なようだが、理事長にあたったのが忙しい方らしく平日夜は都合がつかず、理事会は日曜日開催に。通常モードに戻るといろいろ厄介なことに…

馬部隆弘『椿井文書ー日本最大級の偽文書』

本日は4月24日以来の姫路出勤、この間に歯医者への通院はあったが、人とちゃんと対面で会話したのもそれ以来。ただ早起きを意識して眠りは浅く、職場でもヘロヘロ。そのためもあって一時間休暇をとって、帰りに書店でいろいろ衝動買いしたことで、積ん読だけ…

『實躬卿記』九

遠隔授業地獄と引きこもりに耐えられず、大枚をはたいてネットで注文したところ、ぱっと見て95%が具注暦という悲劇。いちおう八まで揃えていて前にとんでもない文書があったので、期待していたのだが・・・。これなら書陵部のほうがよかったか。

歴史研究室での活動を振り返る -石見守護代所を探して-

本日は在宅ワークだが、勤務先のHPに表題の雑文があがっているので紹介。室長の部屋に記されているように、共同研究活動はストップ状態になっているため、HPコンテンツでもつくろうかという話になり、言い出しっぺがトップバッターをつとめたもの。2017年3月…

速水融『歴史人口学事始め』

本日は遠隔授業二回目。前回程のトラブルはなかったが、やはりいろいろ対処することがでてくる。いちおう授業時間中はチャットに張り付いているのだが、内容に関わるものはLMSメールで一つあったのみで、あとは技術的なことがチラホラ。そのためこの時間帯を…

丸橋充拓『江南の発展』

本日はルーティン姫路。先週火曜日に7割減シフトが決定し、当方も昨日は在宅勤務だったが、本日は出勤日。もっとも連携事業がストップしてしまっているので、自宅ではネットから、職場では自宅にない刊本からのDB作成がほとんで、作業としては変わらない。そ…

「伊藤報告を聞いて」

本日到着の『日本史研究』692(2020年4月)33~37頁に掲載。昨年度の中世史部会大会報告批判で、9月になってから依頼されたこともあり、引き受けたもの。内容はさておき35頁下段2行目で「すなわち問・梶取・倉本などの史料用語もしくは存在形態から類推・抽…

アフレコ

某KN大は20日から遠隔授業。大講義2科目で何れも本年度から新たに始めるものだが、以前別のところでやったものを手直しすれば、そんなに手間はかからないと考えていた。しかしこのような事態になったため従来のレジュメに加えて、パワポ資料をつくり音声を吹…

大津透『律令国家と隋唐文明』

本日は出勤日ではないのだが姫路で勤務。電車は7割減程度か。そんななかで読みさしの表題書を読了。著者グループは当方がはるか昔にだした論文を黙殺していることもあり熱心な読者ではないのだが、前エントリーで記した非常勤先の講義のお題の一つが「外来文…

ヘッドセット

某非常勤先は、4月9日になって20日からの遠隔授業を実施するという無謀なスケジュール。しかもHPでの公表のみで、ようやく昨日専任教員から電話があった。本日の説明会もZOOMで100人しか入れず、LMSのマニュアルも簡素。あと二つが早くに5月7日からという方…

一ノ瀬俊也『特攻隊員の現実』

居候先は休館がすでに発表されているが、本日段階で職員は出勤(変な批判がネットでおきていたが、阪神間は同じ時期に休校が決まっていたはずで、範囲の見極めに時間がかかったのだろう。結局但馬のみ通常)。そういうわけで1月に購入していた表題書をようや…

徳丸吉彦『ものがたり日本音楽史』

引き続き、電車読書の紹介。引きこもりと車中爆睡のため積ん読が消化できておらず、本書も昨年12月刊行で、すでにそのときの気分すら忘れてしまった衝動買い本。音楽を生きたものとして考えるとして、古代・中世・近世・近代・現代という時代区分を設けて、…

「五山文学詩文にみえる播磨関連の地名・寺社名・人名」

本日、五年目の辞令をもらった当方の仕事は、古代史専攻の主担当者の補助、播磨・赤松関連の史料収集(とりわけ禅宗関係)という二つの名目ではじまったもの。このうち後者についてはExcelデータベースに入力作業を続けているが、そのうち『五山文学全集』お…

南北朝期赤松一族の動向と赤松地区

27日納品の『ひょうご歴史研究室紀要』第5号(2020年3月)39~56頁に掲載。以前にも同テーマで論考を公表しているが、そこでは円心・則祐・義則に焦点をあててそのイデオロギー的側面を強調した。https://blog.hatena.ne.jp/wsfpq577/wsfpq577.hatenablog.co…

酒井紀美『経覚』

本日はルーティン姫路。帰路は神戸線の遅れに引っかかり、30分以上かかってしまう。それでもぎりぎり快速に間に合ったので助かったのだが・・・。そんなわけで読みさしの表題書をようやく読了。最初の「きょうがく」(これは妥当だろうが、当方の登録は「きょう…

歯骨隆起

先週から下顎にしこりのようなものがあり、日曜日にネット検索して最初にあたったのが口腔がん。飲酒の影響によると記されており、あわてて口腔外科を検索して、本日夕刻に受診。行く末をあれやこれや思っていたのだが、若い女医の一言「これは骨です」によ…

中世淀川水系の紛争と秩序ー日本史の立場からー

高田京比子編『河川をめぐる中世の政治権力と経済ーイタリア(ヴェネト・トスカナ)と日本(畿内)ー』神戸大学人文科学研究科、2020年3月、129~138頁、に掲載。2017年12月2日に開催された関西比較都市史研究会で、イタリア人研究者ジャン・マリア・ヴァラ…

島尾新『水墨画入門』

今週は紀要の最終校正および次年度の段取りのため三日連続で姫路。電車は行きは七割、帰りは観光客の激減と相まって半分程度。そんな中で禅宗のこともあり少しは知識を得ておこうと衝動買いしていた表題書をようやく読了。著者は著名な美術史家だが、本書で…

五十嵐彰『文化財返還問題を考える』

本日もルーティン姫路で、紀要の再校を印刷所に渡す。とある原稿の補訂ではじめてイラストレーターを利用して文字入力。単純作業でも試行錯誤で、自分で地図作りができるまでにはほど遠いという実感・・・。そういうわけで電車読書は昨年に数十年ぶりに購入して…

佐藤郁哉『大学改革の迷走』

本日はルーティン姫路。館は来週いっぱい休館になっているのだが、職員は普通に出勤。こちらも外部を招聘した研究会は中止になったが、業務は通常通りでいまは紀要の編集。そんななかで新書版とはいえ、478頁ある表題書をようやく読了。ただ一応は「中の人」…