wsfpq577’s blog

日本中世史専攻、大学非常勤講師・研究員などとして生活の糧を得ていますが、ここでの発言は諸機関とは全く無関係です

読書

歴史学研究会編『歴史総合をつむぐ』

本日は枚方3コマ。自転車をやめて別経路通勤にしたが、湿気で汗びっしょり、ズボンの裾も雨にやられる。明日朝までに乾くだろうか。電車読書のほうは、秋の講義のこともあって購入していたもの。29講と実践例2+1からなる。短い紙数で長期間を扱ったため単な…

『学問と政治 学術会議任命拒否問題とは何か』

本日は所属先の研究会裏方で休日出勤、新出の近世文書に関する議論を勉強させてもらう。電車読書のほうは、当方は法的な意味での「研究者」かどうかは微妙なのだが(かつて付与された研究者番号でresearchmapに登録してあるが、「所属先」はない)、問題の深…

秋道智彌・角南篤編『コモンズとしての海』

本日は枚方3コマ。2コマ目でなぜか大学貸し出しPCのWi-Fiが機能不全で今昔マップとひなたGISの紹介が途切れてしまうというハプニング。また出勤時に自転車を強行利用したため、帰りは雨の中カバンをゴミ袋に入れることに。電車読書のほうは書店で見かけ、安…

海野聡『森と木と建築の日本史』

本日は枚方3コマ、特にトラブルはなかったがそれでもヘロヘロ。そんななか電車読書は、とりあえず目だけは通しておこうと購入していたもの。著者は東大建築史から奈文研を経て東大に戻ったという経歴で、4章立ての最初の1章で材木の特性を木目を含めて概論し…

松沢裕作『日本近代社会史』

本日は自治体史会議、ようやく史料編入稿までたどり着いたが、まだまだ前途多難。不規則になっていた電車読書もようやく一段落(また忘れないように願うばかり)。タイトルに惹かれ講義ネタになるのではと衝動買いしていたもの。日本近代社会を、先行する近…

オズワルド・シュミッツ『人新世の科学』(日浦勉訳)

本日はルーティン姫路。出勤途中で腹痛に見舞われ寝ることができず、一日中ヘロヘロで仕事を終える。いろいろ集中力にも欠けていて、火曜日に終えるはずだった表題書をカバンに移し忘れ(予備は入れていた)、本日ようやく読了。著者はアメリカの生態学者で…

小川幸司・成田龍一編『世界史の考え方』

本日は職場の会議で休日出勤、新しい研究会立ち上げの第1回で、近世地図史料がどれだけ活用できるかが焦点。阪急とJRの連絡がよくなく、普通に乗ったこともあり、秋の講義に向けて購入していた読みさしの表題書を読了。高校教員(新しい岩波世界歴史の編者)…

重田園江『ホモ・エコノミクス』

本日は枚方3コマ。金曜日が代休だったとはいえ土日出張の疲れがとれず。それでも電車読書は以前に衝動買いしていた表題書を読了。人間は自己利益を最大化するように行動すると措定したホモ・エコノミクスという経済学の理念型について、それが成立する以前の…

鵜飼健史『政治責任』

本日は千里山2コマ。昨年度後期から対面に戻っているのだが、どうも時間配分がおかしくなっていて、本日は早く終わりすぎ。それはさておき電車読書の備忘はなぜ購入したかすら記憶から飛んでいる表題書。著者は政治理論系の研究者で、近年の無責任な政治状況…

常石敬一『731部隊全史』

引き続き電車読書の備忘。石井四郎軍医が陸軍軍医として防疫研究室創設をはたらきかける1930年から、1936年に平房に本格的施設を建設し、内地医学部ボスを嘱託とし、その弟子達を研究者として迎え入れ、ノミ・シラミなどの育成(人体実験に直接関与)する雇…

鮫島吉廣・高峯和則『焼酎の科学』

本日は枚方3コマ。帰りの雨を覚悟しながら自転車で駅まで向かったが、ちょうど止んでいるタイミングで帰宅。ここ一ヶ月、ろくでもないことが続いているが、久しぶりの幸運。電車読書はほぼ毎日二合はお世話になっているため(昨年は5日ほど日本酒、1日コロナ…

朝治武『全国水平社1922-1942』

本日は中百舌鳥1限、地下鉄で腹痛に見舞われあせったが、途中下車して事なきを得る。それでも電車読書はすすみ衝動買いしていた読みさしの表題書を読了。関与した人物に焦点をあてて、共産党系・無政府主義系・社会大衆党系・保守系・国粋系などさまざまな潮…

上山慧『神戸平民倶楽部と大逆事件』

本日はルーティン姫路、いろいろあって心身共に疲れ果てる。それでもひょんなことから購入することになった表題書の読みさしを読了。平民新聞に触発されて結成された初期社会主義結社の活動と、その中心人物で大逆事件に連座させられ、死刑判決から減刑無期…

鈴木董『食はイスタンブルにあり』

本日は千里山2コマ。この2年間は第1回目は全て遠隔から始まっていたため、微調整しながら使い回しているとはいえ対面では久しぶりの内容。千里山の教養科目は遠隔・対面を最初から分離して遠隔に受講者が殺到しているらしく、80名と40名だったがそれでも緊張…

吉村武彦・川尻秋生・松木武彦編『東アジアと日本』

本日から新年度、姫路も何人かが入れ替わり当方も一年契約の辞令を更新。大学は11日からで今のところ対面予定だが、LMS的なもの(単なるGoogleドライブのところもある)はデフォルトになり、講義準備の負担は確実に増加した。そんなこともあってこのところの…

落合淳思『漢字の音』

本日は自治体史の編集会議。史料編の入稿まであと一月だが、課題は山積み。そんななかで電車読書の備忘は、「古代中国の発音から現代日本の音読みまでを通して形声文字とその発音を解説するものであり、一般書としてはおそらく本邦初(そして世界初)の試み…

篠田謙一『人類の起源』

本日は自治体史がらみの調べ物で荒本へ。切羽詰まってからようやく文献に気づくという情けなさだが、電車読書の備忘だけは残しておく。著者の2007年刊著書はここで紹介しhttps://blog.hatena.ne.jp/wsfpq577/wsfpq577.hatenablog.com/edit?entry=26006613387…

須田努『幕末社会』

本日は振替姫路。届を出してから紀要を受け渡しがズレたのだが、再度申請するのもややこしいのでそのまま出勤。ただ来週改修工事のため引っ越しがあり、業務関係の荷造りは共同でできた。ダイヤ改編前の朝の新快速(今週末からの改変で30分遅く寝られる便が…

松井和幸『鉄の日本史』

本日は紀要初校返却のため姫路出勤、最後までバタバタしたが何とか手を離れる。ただ印刷会社にもコロナ陽性による出社停止が出たようで、今後のスケジュールにも影響。二校・念校のため三月の勤務予定はぐちゃぐちゃに。東京へ史料調査に行けないため可能だ…

伊豫谷登士翁『グローバリゼーション』

本日は自治体史の会議、あと一月で史料編の解説を仕上げなければならない。そういうわけでタイトルにつられ衝動買いしていた表題書をようやく読了。閉じた国民国家の形成と、帝国的な開放性をもつ植民地形成はパラレルだったというところに基点を見いだし、…

加藤圭木『紙に描いた「日の丸」』

昨晩バタバタしていたので電車読書の備忘。副題に足下から見る朝鮮支配、とあるように植民地時代の朝鮮民衆の視点から実態を掘り起こしたもの。表題は昭和天皇即位礼における通達における対応、それに業を煮やした警察がわざわざ購入を「斡旋」する一方で、…

辻本雅史『江戸の学びと思想家たち』

本日はルーティン姫路。いろいろ手違いもあったが紀要7号を入稿。久しぶりに乗った朝のJRは減ったとはいえやはり明石までは座れず、衝動買いしていた表題書を読了。江戸時代の文字文化・出版の普及によって、初学者による意味を理解しない漢文素読によるテキ…

伊藤聡『日本像の起源』

本日はルーティン姫路。年休が余っており一時間遅く出たが、人出はやや減っている程度か。ただ職場でも濃厚接触で隔離リモートが発生しており、コロナはつい近くまでやって来ている感。久しぶりに行き帰りの大半を起きていたこともあって、積ん読になってい…

久野愛『視覚化する味覚』

本日からひたすらレポート採点だが、昨日までの読みさしだけは処理しておく。19世紀末以降にアメリカでおきた消費資本主義に伴う「色彩革命」を背景に、食品着色ビジネスが成立、長距離輸送に向かなかった赤色バナナが淘汰され、あざやかな黄色こそがバナナ…

兵庫県立歴史博物館ひょうご歴史研究室編『「播磨国風土記」の古代史』

本日は枚方13回目、遠隔規制がないため課題提出者とプリントがはける数の齟齬が著しい。なめたまま定期試験にはいって大量な落第者を出すことになりそう。電車読書のほうは職場で昨年刊行されたものをようやく読了。文献・考古双方から風土記およびその周辺…

柿沼陽平『古代中国の24時間』

タイトルに惹かれ衝動買いしていたもので、本日病院待合でほぼ読了。衣食住・家族など日常史を漢代を中心とした文献・考古・絵画などあらゆる史料の断片からその実態を明らかにし、架空の一日に再構成したもの。はげ・性行為・トイレまで微に入り細を穿つ内…

黒瀧秀久『森の日本史』

本日は本年姫路初出勤(外仕事は昨日の岡本が最初)、阪急は心なしかすいていたが、JRはむしろ混んでいたぐらいで明石まで座れず。そういうこともあって岩波ジュニア新書という媒体でどういうことが説明がされるのかという興味で購入していた表題書を読了。…

ローランド・エノス『「木」から辿る人類史』

本日は本年最後のルーティン姫路。データ整理はある程度すすみ、昨日雑誌で紹介されていた論文も入手できたので、恒例となった正月の原稿書きの準備は整った。そんなわけで電車読書の備忘もこれが最後、書店で見かけ衝動買いしていたもの。著者はもともと生…

古市晃『倭国』

本日はルーティン姫路。改修工事と換気で暖房が貧弱なためついにパッチ・デビュー、午後は冷えてきたが何とか乗り切る。電車読書は以前からいろいろお付き合いのある方によるもので、ありがたく購入させていただいた。記紀に登場する王名に含まれる王宮地名…

村上宏昭『「感染」の社会史』

本日は自治体史の会議、来年三月までには原稿を仕上げなければならない。そういうわけで電車読書の備忘はタイトルに惹かれ衝動買いしていたもの。ドイツ現代史専攻の著者による19世紀末の細菌学登場を前後しての、感染症に関する認識、客観的には五感が無用…