wsfpq577’s blog

日本中世史専攻、大学非常勤講師・研究員などとして生活の糧を得ていますが、ここでの発言は諸機関とは全く無関係です

読書

井上文則『シルクロードとローマ帝国の興亡』

曜日の巡り合わせで秋の講義は明日から、ただしばらく遠隔のため本日はビデオ作り。ただ少し間があったのと、積ん読がたまってきたという事情で読みさしの表題書を片付け。講義でさして扱っているわけではないのだが、評判を見かけて衝動買いしていたもの。…

藤尾慎一郎『日本の先史時代』

本日はルーティン姫路。この間にポツポツ出かけることもあって、秋の講義に向けて購入していた表題書を読了。書き出しから「令和おじさん」やら、「江戸時代は1603年に江戸幕府が成立してから」、岡山大学教授の近藤義郎(別のところでは肩書きなし、なお当…

森先一貴『日本列島四万年のディープヒストリー』

本日は久しぶりのお座敷。港の位置の変化と維持管理を文献から検討するという余りにもマニアックなもの。某企画の関係で特別参加されていた方々も挨拶だけで帰られたぐらい・・・。それはさておきタイトルだけで衝動買いしてしまっていた表題書の読みさしを読了…

佐橋亮『米中対立』

本日は公務出張で淡路島。朝は一時間ほど雨の中自転車、太陽に照りつけながらのぼる坂道など、かなり疲れたがようやくイメージはつかめてきた。いつもと違って帰路は眠くならなかったため表題書の備忘のみ片付けておく。秋の講義の締めがなかなか決まらない…

木宮正史『日韓関係史』

本日は調査出張予定を雨で延期することにして、姫路出勤。予想以上にヘロヘロだったが、衝動買いしていた読みさしの表題書を読了。冷戦期の経済力の圧倒的な格差という非対称的かつ米陣営の一員としての相互補完的な関係が、冷戦の終焉と韓国の経済成長で対…

岩崎育夫『近代アジアの啓蒙思想家』

本日は公務出張で歩きづめ。日差しはきつくなかったが、山登りもあり替えのTシャツもビショビショに。例によって詳細は記さないが、立ち寄った博物館展示はなかなかのもの書写の里・美術工芸館|夏休み子どもミュージアム。ここでは読了した電車読書の備忘…

平賀緑『食べものから学ぶ世界史』

本日はワクチン二回目(モデルナ)。11時前に接種して先ほどが最もきつかった、ただ体温計が電池切れになっており、正確な数値は不明。それでも電車読書だけは片付けておく。近代世界システムの成立(砂糖)、過剰生産と世界恐慌(小麦)、戦後の大量生産・…

石川禎浩『中国共産党、その百年』

引き続き電車読書の備忘、評判を目にして衝動買いしていたもの。第一章革命の党の出発、第二章権力への道が、結成から人民共和国建国までの歴史。第三章毛沢東とかれの同志たちが、毛沢東の一生とその影響力。第四章人民共和国の舵取りが文革まで、第五章革…

長谷川公一『環境社会学入門』

本日はルーティン姫路。当地は大雨ではなかったが一日中降り続く。そんななか電車読書はなんとなくタイトルで衝動買いしていたもの。著者はOD一年で東大社会学研究室助手・1年半で東北大教養学部・6年で文学部社会学研究室という経歴で昨年2月のオンライン最…

明日香壽川『グリーン・ニューディール』

本日は枚方定期試験、雨と学研都市線遅れの情報のため別ルートで出勤。案の定開始五分前で1/4ほどが空席で、それから10分ほどゾロゾロと入室し何とか終了。帰路は戻っていたのだが、乗り合わせた電車が異常音を感じたとのことで30分間停車(置き石とのこと…

太田出『中国農漁村の歴史を歩く』

今週の試験は採点終了。一つは最初2回・最後5回が対面で残りはリモート、もう一つは全リモートだったが、できはイマイチ。やはりリモートと対面論述試験はそぐわないのかもしれない(前者も問題選択はほとんど対面)。やることは山積みなのだが、気力が萎え…

竹下節子『疫病の精神史』

本日は今期最後の枚方3コマ。本来なら他と同じく今週が試験だったのだが、対面授業への移行期間休講のため一週遅れ。ファンクションキーでマイクオフになり(こちらはカタカナ変換のつもりだったのだが)、遠隔配信ができなくなるというトラブルがあったが何…

山本紀夫『高地文明』

昨日は鳴門出張、帰宅してZOOM研究会+懇親会(途中参加ということもあって空気を読まない質問をしてしまう)、本日は南あわじ市福良出張。いろいろ勉強させてもらったがこちらは省略し、高速バス2往復の衝動買いしていた表題書の電車読書備忘のみを記録。ア…

細見和之・松原薫・川西なを恵『消えたヤマと在日コリアン』

本日は枚方3コマ。ワクチン接種で左手に痛みが残るが何とか乗り切る。そんななか県内(副題は丹波篠山から考える)ということもあって衝動買いしていた表題書を読了。多気郡にかつて存在した珪石・マンガン鉱山について、軍都としての篠山、朝鮮人労働者の流…

金澤周作『チャリティーの帝国』

本日は千里山でワクチン接種。副作用は少しもやっとした感覚と左手にやや違和感といった程度。15分間の経過観察もあって読みさしの表題書を読了。「困っている人に何かしたい」「困っているときに何かをしてもらえたら嬉しい」「自分の事ではなくとも困って…

細谷昴『日本の農村』

本日は枚方3コマ。ネットに全くつながらず(同時配信しているため)、急遽ITセンターの方に来てもらい数分授業時間に入り込むことに。非常勤風情がリソース使うなとどこぞの専任が文句を言いそうだが(@gorotaku)、先週は問題なかったのにいきなり使えなく…

山室信一『モダン語の世界へ』

本日は第一回目以来の枚方3コマ。その時にうまくいかなかったGoogleMeetも遠隔受講者からの苦情はないようでとりあえずよかった。ただかなり体力を消化したようで、3コマ目は喉が引っかかって声がすぐに出せないことがしばしば。そんななかで電車読書の備忘…

広中一成『後期日中戦争』

昨日は徳島で研究会、本日は姫路で古代史研究会の裏方。そういうわけで衝動買いしてしまっていた表題書を読了。最初に研究史に触れて後期日中戦争への関心が低いと指摘。ただ余りにも古すぎる印象を受けながら読み進めると、91頁に文献として、『日中戦争全…

佐藤信哉『戦争の中国古代史』

本日はゼミ関係の文献チェックで千里山へ。学生はチラホラ見かけたが、商経・法文は非常勤講師室以外は閑散としており(交通費請求書類の提出先)、実験系のみが登校らしい。そんなわけで電車読書も久しぶりの更新。Twitterをお見かけしていることもあり(歴…

木下武男『労働組合とは何か』

本日は姫路勤務、帰路に久しぶりに大阪のチケット屋で95%図書カードを購入し新本屋へ。レジの行列は途切れていなかったが、棚はスカスカで今後が心配。電子書籍の広がりに加え(引きこもり中の授業準備で一度購入したが、スクショしかとれず余り当方は利用…

ブリュノ・ガラン『アーカイヴズ』

本日はリモート研究会でお勉強、と思ったらコメンテーターが昨日読み始めた表題書を引用(訳者大沼太兵衛氏のあとがきによると、「草稿全体に目を通した上で、詳細なコメントを下さった」とのこと、訳者は東大美術史専修からフランス国立古文書学校修士を経…

高橋昌一郎『フォン・ノイマンの哲学』

本日は週一での姫路出勤日。朝の人出はいつも通りで、JRも辛うじて神戸で座れたぐらい。リモート続きで相変わらず爆睡時間も長いがようやく電車読書を消費。1903年ブタペスト生まれのユダヤ人で、6歳で超人的な記憶力・計算力を発揮し、17歳で数学論文を発表…

小島庸平『サラ金の歴史』

本日はルーティン姫路、緊急事態宣言・GWの狭間だったが電車はほぼ変わらず、夕方の姫路駅周辺もそこそこの若者が活動。大学がリモート続きのため久しぶりの電車読書の備忘。タイトルでの衝動買いから積ん読が長くその間に評判を見かけたが、予想以上に面白…

山本健『ヨーロッパ冷戦史』

本日は千里山遠隔。ただ専任サバティカルで三年生ゼミを半期だけ預かっているため近年の講座ものの目次を提示する必要があり(この10年いかに不勉強かということ)、午前中に大学図書館へ。事務に申請したので交通費は出るようだが、来週までにまた行く必要…

ウルリヒ・ヘルベルト『第三帝国』

引き続き電車読書の備忘。いろいろ評判があがっており、講義がらみで衝動買いしていたもの。「ナチズム研究の第一人者」(訳者でドイツ現代史専攻の小野寺拓氏の表現)という著者が、第一次大戦前の反ユダヤ主義の成立から、ヒトラーの自殺までをコンパクト…

『10の「感染症」からよむ世界史』

本日はルーティン姫路、昨日と比べるとかなり人出は減った感覚、こちらも出勤半減が奨励されており、当方も来週は在宅。またまた回数券の消化を危惧する状況に、例の問題も含めて落ち着かない日々が続く。それでも電車読書はこの二日で進み、衝動買いしてい…

倉地克直『江戸時代の瀬戸内交通』

本日は某所の文化財審議委員を拝命したためその会議で出かける。もとからの知り合いが含まれるとはいえ、文献史を代表するのは場違いな感が否めない。ただ帰路は民俗学の方とご一緒させていただきいろいろ勉強になった。また積ん読だった表題書も読了。「御…

佐藤千登勢『フランクリン・ローズヴェルト』

昨日記したように、朝をゆっくりすると通勤は読書時間になるため、積ん読だった表題書はあっさり読了。これまた講義がらみもあって衝動買いしていたもの。生い立ち(母の過干渉を受け流し内面の感情を押し殺した人格形成)・裕福なエリートとしての生活スタ…

小山束『和算』

本日所用でほぼ読了した表題書の備忘。少し迷ってから衝動買いしていたもの。『塵劫記』を前史として関孝和による確立、高弟として兄賢明とともに関の著書をまとめ家宣・家継・吉宗に仕えた建部賢弘、流派としての特徴と発展、実用・趣味・師匠という三階層…

高橋進『生物多様性を問い直す』

本日はルーティン姫路、高校生をほぼ見かけなかったにも関わらず朝の人出は思いのほか多い。相変わらず席が確保できれば寝にいっているが、それでも表題書を読了。書店で目次を見て衝動買いしていたもの。コロンブス以来の世界史の中で生物資源の略奪を概観…