wsfpq577’s blog

日本中世史専攻、大学非常勤講師・研究員などとして生活の糧を得ていますが、ここでの発言は諸機関とは全く無関係です

#歴史

NHK「ETV特集」取材班『証言治安維持法』

本日は千里山ということで電車読書の備忘。記憶が正しければこの夏に二週にわたって放映された番組をそのまま書籍化したもの。内容はわかっており「買って応援」といったところだが、年代別・国内および植民地という地域別の検挙者がデータ化されており有益…

関沢まゆみ編『菓子と果物』

今週は土日出勤のため勤務が不規則。昨日は100万円近くで購入した書籍を25000円で手放し、本日は新居近くで自転車を購入し、近くの量販店で家電選び。といってもほぼ販売員の言いなりだったが…。そんなわけでいただきものの表題書を読了。「栗とトチ・どんぐ…

平瀬直樹『塩田の村「有光家文書」の中世的世界』

本日は千里山、史料講読は四人まで減ってしまい人との接し方の下手さを改めて実感、来年度は講義科目のみになるが、そちらのほうがまだ向いているか…。電車読書のほうは文書の中身が面白そうだったので衝動買いしていたもの。所蔵者から「有光家文書」と呼ば…

瀬畑源『国家と記録』

もう10年ばかり概説系の講義は歴史学にとっての史料の持つ意味をベースにした通史で、最終回は「近現代公文書の史料学」。官僚の自宅持ち帰りによって判明した事項・敗戦時の公文書焼却などに触れた上で最後は時事ネタで終わり、過去を知る上での史料の役割…

リン・ハント『なぜ歴史を学ぶのか』

本日は枚方3コマ、かなり喉がボロボロになったが何とか終える。電車読書のほうはカーの21世紀版という帯に惹かれ衝動買いしていたもの。四章構成で、第一章はトランプから書き起こされポスト真実・歴史修正主義という現実を問題化、第二章は歴史学の方法論を…

瑞穂市柿振興会『富有柿発祥の地瑞穂市』

本日はルーティン姫路、いつもながら午後はヘロヘロだが何とか終える。電車読書はとある関係者からの頂き物で、ネットで少し検索しても全く情報が確認できない出版物。明治期に医師を志すも病で断念した福嶌才治が地元で柿の品種改良によって生み出した富有…

中野耕太郎『20世紀アメリカの夢』

本日は枚方3コマ。先週が休みだったこともあり最後はヘロヘロになったが、何とか終える。電車読書のほうはシリーズアメリカ合衆国史の三冊目で、1901年から72年までを扱ったもの。1932年のフーバーまでで半分強の分量となり、この部分は共和党・民主党の性格…

大和文華館「聖域の美ー中世寺社境内の風景ー」

本日は組合執行委員会、金曜日の職場といい組織はいろいろ疲れる…。ただ出かけるついでにたまたま見つけた表題の展覧会を観覧。高野山・日吉・園城寺などを描いた作品が並び見応えがある。不勉強で全く知らなかったが、14世紀に醍醐寺周辺で作成されたという…

遠藤ケイ『鉄に聴け鍛冶屋列伝』

あわせて電車読書の備忘。この間の関心から衝動買いしていたもの。新潟三条の町工場に生まれ鍛冶屋に憧れをもっていたものの、故郷を離れ絵を学び民俗学的ルポライターになったという著者が、30歳を過ぎてから鍛冶修行をはじめるとともに、全国各地の職人を…

途中下車博物館ツアー

さてもともと東京行きは10月末に予定していたのだが、仕事の関係で一週間延ばすことになり、東京にとっていた宿もキャンセル。その際には東大史料に寄るつもりだったのだが、11月からの閲覧方法がなかなか開示されなかったため(結局は前日予約でOKになった……

「少女は夜明けに夢をみる」

大浴場でさっぱりしたので、ハイボールを飲みながら晩の備忘もあげておく。このところ東京の史料調査は神田で時間を潰し岩波ホールが定番になっており、今回も表題の映画を鑑賞。イランの少女刑務所を題材にしたドキュメンタリーという超レアもの。最初から…

両国

代休などで水木と連休ができたので懸案になっていた東京刀剣博物館で史料調査。対応は事務的で悪くなかったが、事前に三冊だけしか指定できないので結局進展なし。とりあえず蔵書目録を手に入れたのでもう一度ぐらいはチャレンジしてみないといけないがなか…

ひょうご歴史文化フォーラム「古墳時代の印南野と倭王権」

上記の企画を開催します。よろしければご参集ください。

『菜の花と人間の文化史』

本日は枚方3コマ、朝の電車が遅れていて焦ったが何とか接続バスに間に合い安堵。そんな中で書店で見かけ衝動買いしていた表題書をようやく読了。副題の「アブラナ科植物の栽培・利用と食文化」と類似の科研の成果発表物のようで、編者は「人文情報学・考古学…

大門正克『増補版民衆の教育経験』

先週土曜日出勤の代休などもあって今週は火水木と三連休。ただ雑用が多くその一つが手放すことになった実家の電気・水道のために残してあった銀行口座の相続手続き。おかげでいろいろ待たされたため、講義で生活史を取り上げていることもあって購入していた…

京都市考古資料館「御土居 洛中洛外のはざま」

本日は京都で開催の学会に参加。午前中4報告のうち、1報告で直接関係ないのにわざわざ当方の旧稿を引用していただいておりありがたい限り。また別報告で質問させていただき、解答は不満だが報告からは大変重要な示唆を受けた。昨日まで仕事が続き今週は雨予…

釜井俊孝『埋もれた都の防災学』

本日は枚方3コマ。昨年より観光客は減少し電車は楽になったが、やはりぐったりして帰宅。ただそんな中でも遅まきながら気づいて衝動買いした2016年刊行の表題書を読了。著者は院で地盤工学を専攻しコンサルタント会社の技師を務めた後に、通産省工業技術院・…

龍谷ミュージアム「日本の素朴絵」

昨日の学会参加の合間に観覧。もともと出品目録で15・16世紀の絵画がそこそこあるのを確認していたため。「素朴絵」とはリアリズムを追求した西洋美術に対して、ゆるい・かわいい・たのしい美術だということとし、16世紀を最初のピークだと評価。ただ西洋と…

兵庫県立歴史博物館「お城ができる前の姫路」

そういうわけで職場は先日の休日出勤の振り替えで休みにしていたのだが、この間がすれ違いばかりで今後について調整が必要だったので立ち寄り、先週末から開催の特別展をそれなりの時間をかけて観覧。現在の姫路市域の中世史にかかわる仏像・絵画・絵巻・文…

峯陽一『2100年の世界地図』

本日は西播磨で高齢者対象の講演会。電車遅延の可能性を考慮して時間的余裕をもたせたが、20分遅れで接続便に間に合わず15分遅刻する羽目に。焦った上にもともと算用状から地域社会をみるというなじみのない話で、受けたとは思えないが何とか終える。ただゆ…

中野等『太閤検地』

本日は枚方3コマ、ヘロヘロになりながら何とか終える。そんななかでの電車読書の備忘。めっきりこの分野には疎く、何となく衝動買いしたもの。理念系を設定するのではなく、秀吉検地を信長家臣の段階から晩年まで時代順に整理。安良城説が中核とする「一職支…

今津勝紀『戸籍が語る古代の家族』

本日は枚方第Ⅰ回目。どういうわけか昨年度より受講者が多く、講義内容も組み替えたためやや不安だったが、懸念していたよりもうまくいった感覚。もっとも評価は横に積んだ400枚ほどのペーパーに委ねられているのだが…。そんななかで読了したのが表題書。学部…

第10回中世地下文書研究会のご案内

*当方も末席を汚している研究会の案内を転載します 第10回中世地下文書研究会を下記の通り開催します。科研費研究グループの主催ですが、研究会自体は科研費メンバー以外も自由に参加できるオープン形式で運営しますので、関心のある方はどなたでもご参加…

小熊英二『日本社会のしくみ 雇用・教育・福祉の歴史社会学』

本日は上郡出張、ここ数年かかわっていた事業のひとまずのゴールが見え一安心。いつもの姫路よりも遅めのため少しばかり起きている時間があり、美濃行きから読み始めた表題書を読了。千里山の生活史で取り上げていることもあり、衝動買いしてしまっていたも…

美濃・信濃旅行記

9月20日朝6:20に自宅を出て、在来線を乗り継ぎ岐阜まで出て、バスで関市へ。市立図書館で鉄座に関する文書が掲載されている自治体史をコピー。なお今更ながらここが刀剣関係の刊行物をもっともまとめて閲覧できる環境にあることを知る。その後はひたすら町歩…

布留川正博『奴隷船の世界史』

本日はルーティン姫路。以前作成したデータが思っていた以上に杜撰で、公開を想定していたわけではないにしろ、情けない限り。おかげで終わらせるはずの仕事も完成せず…。そんな中で秋の講義に向けて衝動買いしていた表題書を読了。奴隷貿易に関する国際的デ…

長谷川博史『中世水運と松江』

本日はルーティン姫路。相変わらず往復とも途中停車駅に全く気づかず爆睡していたが、松江で購入していた表題書を読了松江市:暮らしのガイド:刊行物のご案内。ブックレット形式だが、中世荘園年貢輸送体制がもたらした廻船ルートの形成、14~15世紀における…

志垣民部著・岸俊光編『内閣調査室秘録』

本日は実家の荷物整理に出かけ、読みさしの電車読書をようやく読了。最初はスルーしていたのだが、いろいろ話題になっているのを見て衝動買いしたもの。著者は東京帝国大学法学部から学徒出陣し、戦後復員して「雇」として文部省に入り、初代内閣官房調査室…

藤原彰『中国戦線従軍記』

本日は宍粟市で講演会。しゃべりが下手な上に時間配分もうまくいかずあたふたしたものになったが、何とか終える。お付き合いいただいた方々に感謝申し上げます。自宅から地下鉄と高速バスを乗り継いで3時間弱かかることもあり、読みさしの表題書を読了。日中…

中世都市研究会編『港津と権力』

表題書所収の「徳島大会全体討論」444~445頁に発言が掲載されており、校正も一度しているため記録に残しておく。はからずも中世都市研究会はこれで休会することとなり、最後にわずかに当方の名前が出たことになる。同会は網野善彦・石井進・大三輪龍彦氏を…