wsfpq577’s blog

日本中世史専攻、大学非常勤講師・研究員などとして生活の糧を得ていますが、ここでの発言は諸機関とは全く無関係です

研究

回顧と展望

本日は千里山対面、久しぶりの講義をビデオ収録のノリで進めてしまい繰り返し説明することを忘れ、時間を余らせて終わることに。久しぶりに同業者と出会い愚痴りながら帰宅すると表題誌がポストに。2005年と同じく当方が担当したのは前のほうの経済史。本文…

『歴史科学』245

(2020年1月例会 鎌倉幕府と権門体制)と題して、佐藤雄基「鎌倉幕府の裁判と中世国家論ー裁判から『国家とは何か』を論じられるのかー」・木村英一「中世前期における京都の武士社会と鎌倉幕府」が掲載。当方も参加し(思えば最後の飲み会)、討論でも発言…

「室町期西播磨の交通と政治拠点」

『ひょうご歴史研究室紀要』6(2021年3月26日刊行)。現物も奥付通りに納品され、何人かの方には送付済。ただHPリニューアルの関係でPDF公開が遅れ、しかも当方のみ手違いがあったため、ようやく本日公開ひょうご歴史研究室紀要 | 兵庫県立歴史博物館:兵庫県…

禅詩文・刀剣銘・棟札からみた龍野赤松氏の展開

兵庫県立歴史博物館「友の会だより」第146号(2020年12月3日)に掲載(未来年号ですが、あげておきます)。

禅詩文・刀剣銘・棟札からみた龍野赤松氏の展開

大学がリモートだったので、久しぶりに長時間、人前でしゃべる企画。昨日、資料レジュメをパワポに差し替えたのだが、出典・参考文献などをちゃんと明記していない不完全なもので、当日に訂正するしかないよう。タイトルは刀を入れろというのと、地域性から…

『實躬卿記』九

遠隔授業地獄と引きこもりに耐えられず、大枚をはたいてネットで注文したところ、ぱっと見て95%が具注暦という悲劇。いちおう八まで揃えていて前にとんでもない文書があったので、期待していたのだが・・・。これなら書陵部のほうがよかったか。

歴史研究室での活動を振り返る -石見守護代所を探して-

本日は在宅ワークだが、勤務先のHPに表題の雑文があがっているので紹介。室長の部屋に記されているように、共同研究活動はストップ状態になっているため、HPコンテンツでもつくろうかという話になり、言い出しっぺがトップバッターをつとめたもの。2017年3月…

「伊藤報告を聞いて」

本日到着の『日本史研究』692(2020年4月)33~37頁に掲載。昨年度の中世史部会大会報告批判で、9月になってから依頼されたこともあり、引き受けたもの。内容はさておき35頁下段2行目で「すなわち問・梶取・倉本などの史料用語もしくは存在形態から類推・抽…

「五山文学詩文にみえる播磨関連の地名・寺社名・人名」

本日、五年目の辞令をもらった当方の仕事は、古代史専攻の主担当者の補助、播磨・赤松関連の史料収集(とりわけ禅宗関係)という二つの名目ではじまったもの。このうち後者についてはExcelデータベースに入力作業を続けているが、そのうち『五山文学全集』お…

南北朝期赤松一族の動向と赤松地区

27日納品の『ひょうご歴史研究室紀要』第5号(2020年3月)39~56頁に掲載。以前にも同テーマで論考を公表しているが、そこでは円心・則祐・義則に焦点をあててそのイデオロギー的側面を強調した。https://blog.hatena.ne.jp/wsfpq577/wsfpq577.hatenablog.co…

中世淀川水系の紛争と秩序ー日本史の立場からー

高田京比子編『河川をめぐる中世の政治権力と経済ーイタリア(ヴェネト・トスカナ)と日本(畿内)ー』神戸大学人文科学研究科、2020年3月、129~138頁、に掲載。2017年12月2日に開催された関西比較都市史研究会で、イタリア人研究者ジャン・マリア・ヴァラ…

播磨赤松史研究の現在

昨日手元に届いた『歴史と神戸』58巻6号(通巻337号)1~7頁に掲載。依頼を受けたのが10月末で、提出が11月24日というやっつけ仕事。成り行き上断りにくかったので『兵庫県史』完結以後の自治体史・報告書の史料編の特質についてまとめ、自らの職務に強引に…

第10回中世地下文書研究会のご案内

*当方も末席を汚している研究会の案内を転載します 第10回中世地下文書研究会を下記の通り開催します。科研費研究グループの主催ですが、研究会自体は科研費メンバー以外も自由に参加できるオープン形式で運営しますので、関心のある方はどなたでもご参加…

中世都市研究会編『港津と権力』

表題書所収の「徳島大会全体討論」444~445頁に発言が掲載されており、校正も一度しているため記録に残しておく。はからずも中世都市研究会はこれで休会することとなり、最後にわずかに当方の名前が出たことになる。同会は網野善彦・石井進・大三輪龍彦氏を…

「日本中世の『地下』社会ー薗部寿樹の文書論と春田直紀の生業論から考えるー」

関わっている研究会のチラシを掲げておきます。

『ひょうご歴史研究室紀要』第4号

本日は新年度最初の姫路で辞令交付式。当方は四年目に突入したが、事務方はかなり人が入れ替わり、職場の雰囲気も前年度とはかなり異なった感覚。なお先日紹介した紀要がHPにアップされましたので紹介しておきますhttps://www.hyogo-c.ed.jp/~rekiken/。なお…

「千種鉄の流通と刀剣」

本日納品された『ひょうご歴史研究室紀要』第4号(奥付も同日発行)41~57頁に掲載。抜刷はありませんが、4月になれば研究室HPhttps://www.hyogo-c.ed.jp/~rekiken/からダウンロード可能になりますので、興味をお持ちの方はどうぞ。昨年4月から成り行きで刀…

ひょうごの鉄生産と流通

まだwebには上がっていませんが、表題のような企画が来年三月に実施予定です。その前に同名の原稿を年明けまでに仕上げなければならないのですが・・・。食えない研究者崩れがゲテモノに走ったかどうかは実物で判断してください。*upされましたのでそちらも貼…

「治安維持と防災」

都市史学会編『日本都市史・建築史事典』(丸善出版、平成30年11月20日発行*原文ママ)http://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1026194834132~133頁に掲載。原稿提出は結構前だった気もするが、初稿が昨年八月。分量を守って提出したのだが、他…

「中世阿波国の木材産出と流通の展開」

昨日手元に届けられた、地方史研究協議会編第68回(徳島)大会成果論集『徳島発展の歴史的基盤ー「地力」と地域社会ー』(株式会社雄山閣、平成30年10月20日初版発行[原文ママ])146~168頁に掲載。大学院時代にお世話になった方に拙稿をお送りしたところ、思…

第9回中世地下文書研究会のご案内

第9回中世地下文書研究会を下記の通り開催します。科研費研究グループ の主催ですが、研究会自体は科研費メンバー以外も自由に参加できるオー プン形式で運営しますので、関心のある方はどなたでもご参加ください。 参加費は無料です。 記 主催:科学研究費…

拙稿「在京守護期の赤松地区と禅院の諸相」の誤りについて

本日、ようやくこの間の赤松関連の論考を関係者に送付。もし漏れているようでしたら、申し訳ありませんがDMでご請求下さい。ただしいつもながらの恥ずかしい校正ミスで、研究者のご芳名の誤記が二件もあり、岸田裕之氏・兵藤裕己氏には改めてお詫び申し上げ…

「赤松氏の拠点形成ー白旗城・法雲寺・宝林寺」

本日受領した『大手前大学史学研究所紀要』第12号(奥付は2018年3月26日発行)(48)~(33)に掲載。2016年12月17日に開催されたシンポジウム「赤松氏研究の新展開ー権力確立の過程をさぐるー」をもとにした特集で、市沢哲「一四世紀の内乱と赤松氏の台頭」・前…

「在京守護期の赤松地区と禅院の諸相」

本日納品の『ひょうご歴史研究室紀要』第三号(奥付2018年3月23日)137~153頁に掲載。4月発刊予定の別稿で法雲寺・宝林寺などの政治的位置づけを論じたが、その続編として義則期を中心とした赤松地区の様相について、矢野荘散用状と禅僧の記録を用いて叙述…

「畿内・瀬戸内海の交通と流通」

本日郵送されてきた、木村茂光・湯浅治久編『生活と文化の歴史学10旅と移動ー人流と物流の諸相』(竹林舎、2018年3月10日発行)http://www.chikurinsha.com/books/%e6%97%85%e3%81%a8%e7%a7%bb%e5%8b%95%ef%bc%9a%e4%ba%ba%e6%b5%81%e3%81%a8%e7%89%a9%e6%b5…

利神城跡国指定史跡記念シンポジウム

昨日は某研究会。どういうわけかイタリア人研究者のイタリア中世史の報告にコメントするはめに。どうなるかと思ったが、何とか無事に終える。このところ忙しくて情報を上げるのも失念していたが、表題について告知しておく。遠方ですが関心のある方はどうぞh…

「発祥の地、赤松から考える-赤松氏研究の新展開-」

表題のような催しが開催。https://www.hyogo-c.ed.jp/~rekihaku-bo/official/event/hyogo-forum.html昨年度から実施されている「赤松居館跡」発掘調査(トレンチ)の進行に合わせて実施されるもの。やや遠方だが、ちょうど上郡町郷土資料館でもそれに合わせ…

「禅林寺文書ー売券の観察から」

本日手元に届いた、春田直紀編『中世地下文書の世界ー史料論のフロンティア』(【アジア遊学209】勉誠出版)http://bensei.jp/index.php?main_page=product_book_info&products_id=100753P205~215に掲載。同書は2014年度からはじまった科研「日本中世『地下…

『利神城跡等調査報告書』

記者発表されたので、ここにも紹介しておく。作業としては一昨年度になるが(本ブログでもかつて紹介)、調査委員会の末席を汚し、同書136頁のうち、第二章「文献からみた城郭の姿」2-2「中世佐用郡をとりまく歴史地理的環境」(15~17頁)・史料編第二部「…

「揖保川流域の禅院と石見守護代所」

本日はルーティン姫路。本日紀要第二号が納品。特集「赤松氏と城館研究の現状と課題」という副題で、当方は「特集に当たって」(P3~4)・「『赤松家播備作城記』ー解説と翻刻ー」(P5~50、小林基伸氏と連名)・表題論文(P51~66)に名を連ね、それ以外に…