wsfpq577’s blog

日本中世史専攻、大学非常勤講師などで生活の糧を得ていますが(求職中)、ここでの発言は諸機関とは全く無関係です

2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

木村茂光『頼朝と街道』

土日は鼻水は治まったが発熱が続き、10月末の締切原稿に手をつけることができないまま新しい週に突入。そんな状況だが、原稿とも関わるため頭の整理をかねて電車読書の備忘http://www.yoshikawa-k.co.jp/book/b243596.html。2000年代に幾人かの論者が提唱し…

「史料にみえる中世ー尼崎の人々と生業ー」

本日受領した『尼崎市制100周年記念 新「尼崎市史」 たどる調べる 尼崎の歴史 下巻』(奥付は平成28年10月8日)43~45頁に掲載。内容はこの間に発表した尼崎の材木商人に関する史料をまとめたもの。ただし書物のタイトルにあるように、調べ方を市民にわかり…

大手前大学創立50周年記念事業シンポジウム「赤松氏研究の新展開-権力確立の過程をさぐる-」

1990年代以降の後期赤松氏研究の活況に比較し、前期赤松氏に関する研究はやや低調な感がありましたが、近年、兵庫県立歴史博物館、同ひょうご歴史研究室、姫路市史編集室などの地元機関の活動を通じて新たな成果が生み出されつつあります。このシンポジウム…

河西晃祐『大東亜共栄圏』

8~10とそれぞれ別の研究会に参加(報告2本と裏アドバイザー、月・火通常講義、水・金姫路という一週間だったが、8・9と飲み過ぎたこともあり電車読書のほうはようやく本日読了http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062586344。相変わらずの火…

『文明の交差路としての地中海世界』

本日はH大院生にお願いして写真帳を閲覧させていただく。月曜日の報告のためだったが、想像以上に問題は複雑であることに気づき今回に組み込むことは断念。とりえずコピーだけはとらせていただき、偶然にも某先行研究にもぶち当たったので、落ち着いてからじ…

佐藤信弥『周ー理想化された古代王朝』

本日朝は降車駅を乗り過ごすという大失態。25分かけて戻りタクシーに飛び乗り(1640円)ようやく間に合う。いろいろダメージが重なっているのだろう。講義のほうは文字の歴史ということで、中国古代文字史料の現状がわかるかもと思い衝動買いした表題書を昨…