展覧会
以前、全くノーマークで驚きの発見があったため、本日所用ついでに出かける。ただ今回はかの秀吉の「くちをすい」「ちちをすい」文書ぐらいで、同時並行で行われている「乱世が生み出したデザイン」とあわせて、それほど当方が目をひくものはなかった。出品…
先日たまたま知り、淀について報告することになったため、春日関係の写真帳を図書情報館に見に行かないといけないと思っていたこともあって本日観覧。圧巻は春日若宮大般若経厨子で、寛元元年十月に尼浄阿が600巻を書写して奉納し、あわせて所領を寄進したこ…
怒濤の二ヶ月から少し余裕ができ、本日午後に観覧。村重の登場(北河原森本氏所蔵文書などそれ以前のものもあり)、有岡城の発掘調査成果、文化人としての村重(家臣に観世流があり、村重が恩給した鳥養牧関連の文書が能楽研究所観世新九郎家文庫なるものに…
本日は千里山2コマ。ふと表題の展覧会に立ち寄ったので紹介。近世の摂河泉研究で業績を遺した方なので、近世文書だろうと思っていたら、北野松梅院関係の中世文書も展示されていて驚き。展示されているのは4点と「住吉大社戸灯帳方神事勤役注進状」だが、ほ…
本日は自治体史の大般若経調査、運転も写真技術もないが当方担当地域ということもあってお供させていただく。目当てだった応永年紀奥書のもの1巻のみなかったが、100余巻の撮影をお手伝い。現在も転読儀礼で使われており、同じく室町ぐらいの仏画とセットと…
本日は業務の研究会が午前・午後に連続。ということで歴史博物館が改修工事中のため利用させてもらっている会場の展覧会を観覧。六古窯の一つである丹波焼について、かつては播磨の須恵器生産から展開したと考えられていたのが、渥美焼・常滑焼の影響から13…
京阪・JRを乗り継いで、博物館めぐりその4。まず驚いたのが「洛中洛外図屏風」歴博甲本で、原本ではなく復元複製が展示され、人物(道の行き倒れ人=HP上の表現)・町家(建築途中のものが2軒あり)・ウラの風景(かつて高橋康夫氏が注目。さまざまな井戸・…
博物館めぐりその3。河原町丸太町からバスで七条まで下り出かける(交通費を30円ケチったのだが、京阪のほうが早かったか)。最初に「序章 茶の湯へのいざない」と唐物から近世までの茶器を並べ、喫茶文化との出会い・唐物賞翫と会所の茶・わび茶の誕生と町…
博物館めぐりその2。8月に関連した第1期に続き第2期も。禅宗様の義満像、如拙の水墨画に、播磨出身の天隠龍沢の賛があり自筆を拝ませてもらう。そのほか元代の羅漢図・伝牧谿作など見所多し。前期に引き続き足利義嗣像もあり。 相国寺承天閣美術館 | 臨済宗…
本日は後期唯一の平日休講日。前期は水曜1限のみだったが、後期はそれも詰まってしまった。何しろ仕事をいただける時はもらっておかないといけない身で(来期は今のところ減る予定)、これを利用して博物館4館めぐりのその1。長慶にいたる三好歴代の肖像と文…
本日はルーティン姫路。昼休みに先週開催していることに気づいた表題の展覧会を観覧。メインは現代美術なのだが、その内容が過去の絵画・彫刻・墨跡にインスピレーションを得て創作するというもので、それを本歌取りと称しているらしい。そのため本歌とされ…
昨日は東京に行き、朝一から国会図書館、午後は研究会に参加。中身を全く知らないまま確認した書籍に思わぬ新出史料があり、久しぶりにお話しできた方が多数という日になった。夜はそのまま宿泊し、本日表題の展覧会を観覧。鳥羽・平泉の延長線に位置づけら…
本日はルーティン姫路。といっても先週は祝日と土曜振替勤務だったため、16日以来の職場。この間に地下の仮事務室から改修工事が終わったもとのスペースに引っ越し。荷造りしていた机まわりの書類などを戻し、スマホもつながるようになった。あわせて回覧書…
その3。ネット情報は文書1点のみだったが、タイトルに惹かれ観覧。対外貿易・金銀の贈答・相場などに触れた古文書、鹿革・鮫皮(実際はエイ)・白熊毛(ヤク)・南蛮冑などの実物資料が展示。なお衝撃的だったのが「瀬戸内海・西海航海図屏風」で、解説によ…
その2。鎌倉期の渡辺、瓦が出土していることから「別所」ともされるが、やや小ぶりに見えたのは気のせいか。なお石鍋・底に「月」と記された白磁なども展示。また圧巻は近世梅田墓で、蔵骨器の文字からから北組・曽根崎・福島など周辺の村々の死者が埋葬され…
本日は博物館めぐりで、その1(これまで一括して記していたが、別の記事とする)として観覧。一般に「世界最古の会社」といわれるが、唯一の史料的根拠といえるのが、筆から19世紀初め以降に成立したとされる系図(ただし展示は複製)。そこには四天王寺創建…
①京都国立博物館「河内長野の霊地 観心寺と金剛寺」 高校生まで育った街、ということで観ておこうと思った次第。客はコロナ以前の常設展よりガラガラで、じっくり鑑賞できた。ただチケット屋にも前売り券は流れておらず、宣伝にも力を入れていなかったよう。…
本日は中百舌鳥1限。試験あわせてあと3週だったので、少しでも涼しいうちにと思い立って(といっても汗は結構かいたが)、20分ほど歩いて始まったばかりの表題の展覧会を観覧。第1章世界環濠都市と日明貿易では、15・16世紀の堺環濠都市遺跡出土の貿易陶磁・…
昨日は岡山で研究報告。例によってZOOM配信だったが、当事者のみは会場へ出張。そういうわけで職場への招待券を利用して表題の展覧会を観覧。池田家伝来の美術品に加え、岡山城の金箔瓦なども展示。笑ったのは明治21年に島津の娘が婚礼の調度品としてもたら…
GWは姫路が休館で休日休みになったため、ここまではカレンダー通り。3~5日で来週の研究会のレジュメにめどをつけたので(史料を並べただけだが)、本日は表題の展覧会を観覧。たくさんの中世文書をみることができ眼福、制札の1cmぐらいの横面に端裏的なもの…
映画がJR尼崎駅南だったので、そのまま自転車で南へ下り観覧。富松城に関わるいくつかの文献史料と近世絵図・近代地誌・発掘調査成果、あわせて保存運動の軌跡が紹介。中世文書の現物は県史中世一に寺岡文書として掲載されている二点(現在は寄託されている…
本日、次エントリーのついでに観覧。万博記念公園駅はそこそこの人出で案内標識も明確ではなく、迷いながらたどり着く。企画を知った段階で観ておく必要があるとは思いながら、予想通りの環境に調和した焼畑路線。五木村の現状、映像記録、再現された木おろ…
本日は中百舌鳥1限、ちょうど引っ越しとコロナが重なったため、朝の梅田経由通勤は初めて(昨年度は定期試験だけ対面だったが)、教室の設備などもほとんど記憶から飛んでいた。そのまま帰宅するのもむなしいので、表題の展覧会に立ち寄る。近世の常設展のな…
本日は勤務先の研究会に出勤、ついでに表題の展覧会に立ち寄ったのでその備忘。埋文恒例の調査成果展だが、中世の鍛冶遺構が出土している丹波篠山市波賀町遺跡、中世の住居跡で15世紀の焼土がある洲本市宮ノ谷遺跡、和鋏・毛抜きなどが副葬された屋敷墓があ…
本日は昨日エントリーのビラその他の印刷・袋詰め作業のために事務所に行ったが、そのついでに一駅手前の博物館に立ち寄る。①中世常設展に近世初頭とされる四天王寺薬師坊の由緒書が出品。当方は知らなかったもので、解説によると享禄年間に細川氏のもとで裁…
情報をいただいていたこともあり本日観覧。お目当ては未知の中世文書3点(地元では情報があったらしい)。智伊(美山町知井)と弓削庄(旧京北町)を境界の八丁山をめぐるもので、村ごとの用木負担のあり方・杣工の編制・山越しで材木を渡していたこと(峠に…
本日は岡本1コマ。たたら製鉄と作刀という講義中盤のメインだったがいつもより出席者が少ない。来年もやらせてもらうことになったが、どういう構成にするべきか。夜に雑用があったので、気を取り直して午後は来週23日までの表題の展覧会を観覧、法勝寺からみ…
本日はルーティン姫路。すでにまわりはフェンスで覆われ改修工事も目前に、蔵書も倉庫行きで非常に不便。招待券をいただいていたこともあり、一時間休をとって帰路に表題の展覧会を観覧。旧石器時代から近世までの古道について、発掘調査成果を中心に展示。…
昨日で三週連続の研究発表(講演)が終わり、少しだけ息継ぎ。というわけで表題の展覧会の観覧記録。主題は四つで、①館蔵「洛中洛外図屏風」は左隻下側に聚楽第行幸を描き、右隻下側は下京から東寺、上側は右隻の伏見から東山を北上し、左隻で嵯峨・西院に至…
本日は岡本対面のあと、博物館廻りにあてる。四天王寺宝物館「四天王寺聖教の世界」 四天王寺からのお知らせ情報 - 和宗総本山 四天王寺 いろいろな事情で四天王寺に所蔵されている聖教類の展示。勝鬘院・中山寺・大宰府大山寺など興味深い書写奥書が多く、…