wsfpq577’s blog

日本中世史専攻、大学非常勤講師などで生活の糧を得ていますが(求職中)、ここでの発言は諸機関とは全く無関係です

2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧

赤松氏関連史跡

前言を撤回して本年最後の記事です。いつもは公務だが、本日は勤務外で出かけたため(ただし公務の打ち合わせを少々)、ここに記録を残しておく。尾根は凍える寒さだったが、心配された雪は降らなかった。改めて皆様、よいお年をお迎えください。 赤松居館跡…

ローランド・エノス『「木」から辿る人類史』

本日は本年最後のルーティン姫路。データ整理はある程度すすみ、昨日雑誌で紹介されていた論文も入手できたので、恒例となった正月の原稿書きの準備は整った。そんなわけで電車読書の備忘もこれが最後、書店で見かけ衝動買いしていたもの。著者はもともと生…

「ダーク・ウォーターズ」

本日は午後に隙間ができたため、表題の映画鑑賞。巨大化学企業デュポン社のテフロン加工過程で発生した有害物質による水質汚染によって発生した被害を追求した弁護士の物語。HPによるとハリウッドスターがニューヨーク・タイムズに掲載された記事に感銘を受…

非常勤の声67

下記リンクから御覧下さい。阪大はめちゃくちゃです。 http://www.hijokin.org/doc/koe67.pdf

古市晃『倭国』

本日はルーティン姫路。改修工事と換気で暖房が貧弱なためついにパッチ・デビュー、午後は冷えてきたが何とか乗り切る。電車読書は以前からいろいろお付き合いのある方によるもので、ありがたく購入させていただいた。記紀に登場する王名に含まれる王宮地名…

村上宏昭『「感染」の社会史』

本日は自治体史の会議、来年三月までには原稿を仕上げなければならない。そういうわけで電車読書の備忘はタイトルに惹かれ衝動買いしていたもの。ドイツ現代史専攻の著者による19世紀末の細菌学登場を前後しての、感染症に関する認識、客観的には五感が無用…

仁木宏・磐下徹編『歴史家の案内する大阪』

本日は枚方3コマ、トローチを持って行くのを忘れのど飴を買ってしのぐ。電車読書は何人かの分担執筆者からお送りいただいた表題書。お名前は明記しませんが御礼申し上げます。当方も分担執筆した京都本から長らく空いて滋賀・大阪が相次いで刊行。京都本は京…

玉木俊明『金融化の世界史』

本日は千里山2コマ。まだ10回目だが試験問題は来週には提出しなければならないとのこと。そんななか電車読書の備忘。日本中世史ならK田氏・中国史ならO本氏と、それぞれの分野で多作な方はおられるが、西洋史では著者が挙げられるだろう。そうなると逐一購入…

天野忠幸『三好一族』

本日はルーティン姫路。ただついに改修工事が本格化し、書庫も梱包まで風前の灯火・・・。そんななかで読みさしの表題書を読了。三好長慶周辺から本格的研究をスタートさせた著者による、史料徴証がみえる15世紀末から近世の行く末までの全体像を見通したもの。…