wsfpq577’s blog

日本中世史専攻、大学非常勤講師などで生活の糧を得ていますが(求職中)、ここでの発言は諸機関とは全く無関係です

2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

八鍬友広『読み書きの日本史』

本日は沼島で資料調査、当方が論考で使った資料の現物が確認でき感動。撮影がちゃんとできていれば改めて紹介したいところ。ただ本当にあるかどうかの不安と三宮6:35発バスに間に合うよう起きなければならないという意識から熟睡できず、往復のバスは爆睡。…

神戸市立博物館「神戸の文化財Ⅲ」

本日は午後から自治体史の会議、ということでその前に表題の展覧会を観覧。表題の通り、神戸市の指定文化財の内、展示可能なもの(石造物・建築などのパネル写真あり)を並べたもの。神戸市の「旧家」の生まれの池長孟(いけなが はじめ)が収集した南蛮美術…

「ぼくたちの哲学教室」

近所の映画館で1週間限定上映があったので、サービス・ディを利用して観覧。北アイルランドのホーリークロス男子小学校での校長を中心とした「暴力の連鎖」をとめるための教育実践(科目は「哲学」)についてのドキュメンタリー。舞台となった町は1970年代・…

2500円

1969年初版本(定価は2680円)。昨日帰途に古書専門店に立ち寄った際に、値段を確認して購入。店主によると10年売れず、価値がわかる人も少なくなったからということ。国会図書館のこともあり、古書業界も危機的な状況なのだろう。デジタルで読めるとはいえ…

佐藤仁『争わない社会』

本日は出張旅費をいただいて隣県の某港町の調査。湿気が多く徒歩で坂道を上下して汗だくになる。昼食に店に入り水をがぶ飲みしたのもよくなかった。上のシャツだけは着替えたが、帰って風呂場においておいても全く乾かず。興味深かったが、電車・バスを乗り…

木本好信・樋口健太郎『図説藤原氏』

本日は当然の如く引きこもり、そこまでの暴風でなかったため我が家には被害なし。ただ何となくダラダラ読書に充て、読みさしの表題書も片付ける。鎌足以来の藤原氏の歴史について平安期を中心に取りあげ、最後にそれ以降の展開についても触れられている。項…

兵庫県立歴史博物館「海洋堂と博物館」

本日はとある委員を仰せつかっている関係で、近世文書の撮影を寄託先の博物館で実施。もう一人がガチの専門家のためこちらは脇から攻めることになるが、どうなることやら・・・。そのついでに、昨年度まで籍を置いていた関係でいただいていたタダ券を利用して表…

田中康弘『完全版 日本人は、どんな肉を喰ってきたのか?』

本日は中百舌鳥追試、帰路に5年ぶりに前宅周辺を歩く、新しいマンションができ、駅前の銀行がつぶれるなどいろいろ変化があった。電車読書は書店でみて衝動買いしていたもので、南は西表島のイノシシから、北は礼文島のトドまで、狩猟に携わる人々に同行し、…

「君たちはどう生きるか」

諸事情で手間取っていた本採点がようやく終わり(一つを除き追試あり)、表題の映画を鑑賞。結構なヒットになっており、サービスディということもあり、事前予約をしたが客はチラホラ。説明につじつまがあわないところもあるのだが、サイパン陥落・これから…

安成哲三『モンスーンの世界』

引き続き電車(バス)読書の備忘。何となくタイトルで衝動買いしていたもの。著者のもともとの研究はヒマラヤの氷河と気候の研究プロジェクトで、インドモンスーンの周期変動で学位論文、京大東南アジア研究センター・総合地球環境学研究所所長などの経歴を…

満漢全席

本日は淡路で現地調査、公費をいただいているのでここでは触れないが、ここまで揃うかという光景をみたので、写真をあげておく。本日訪れた歴史的建造物ではもっとも人が多かった施設なのだが・・・。なお単なるスナップに映り込んでいる方に意見があるわけでは…

PiTaPaひどすぎ

阪急の料金が4月から10円あがり、しかも7月で回数券が廃止されるため、今月からはPiTaPaに切り替えた。11回以上は割引になると信じ込んでいたためだが(全体のHPにはそれしか説明がないhttps://www.pitapa.com/discount/)、7月精算分をみると7240円…

梶木良夫さんのこと

ご自宅で倒れて入院3日の29日にお亡くなりになったとのこと。ガンで腰の痛みなど自覚症状はあったらしい。ご冥福をお祈りいたします。 本日がお通夜で、S先生・I先生、同級のKさんなど(三人組のSさんもすでにお亡くなりとのこと)久方ぶりにお目にかか…

「青いカフタンの仕立て屋」

本日は枚方定期試験250人、見た感じ書けてそうだが果たして・・・(この大学には珍しく手ぶらを二人見かけたが、字は書いていた)。終わると速攻で自宅に戻り、近所で表題の映画を1000円で鑑賞。舞台はモロッコの港町サレの旧市街(メディナ)、伝統的なカフタ…