wsfpq577’s blog

日本中世史専攻、大学非常勤講師などで生活の糧を得ていますが(求職中)、ここでの発言は諸機関とは全く無関係です

2011-12-01から1ヶ月間の記事一覧

冬休み

本日夜が今年最後の講義。出席者はいつもの半分程度で、年末バイトにでも行っているのだろう。15回実施のため無理して日程を設定しても、結局はほとんど意味がなく疲れるだけ。来年の最初の講義は6日なのでそれまでは短い冬休み。現代史2コマ分のレジュメ作…

天皇実録

まだ月曜日に講義が一コマだけ残っているが、それは使い回しになるので、来年初めにする予定の日本および世界の現代史関連の準備モードになっている(昨日は某シンポジウムに参加したがそれは省く・・・)。そういうわけで本日は出身大学の図書館に行き関連…

下斗米伸夫『アジア冷戦史』

先日の『日本冷戦史』に続いてソ連政治史からの戦後史ということで、本日の地下鉄・近鉄・地下鉄・阪急・地下鉄の移動の間に読了したものhttp://www.chuko.co.jp/shinsho/2004/09/101763.html。前半部分は『日本冷戦史』をコンパクトにしたもので、以後はソ…

波多野澄雄『国家と歴史』

今日は朝から研究会で10.5本の報告を聞く。精緻な実証、概説、考古学研究者の一部にみられるぶっ飛んだものまでいろいろあったが、勉強にはなった。山林資源の問題がほとんど取り入れられていなかったのは残念だったが、自分でやるしかないのだろう。久しぶ…

報告終了

最後までスタンスが決まらず、しどろもどろになりながらであったが何とか報告を終える。研究報告とは異なり、自らの師匠にあたる方の研究を振り返る作業はやはり大変難しい。ようやく一段落というところだが、原稿化することになりまだまだ向き合わなければ…

桜井英治『贈与の歴史学』

贈与という観点から室町期を中心とした経済社会のあり方と武家・公家・寺社の権力中枢間の贈答慣行について、わかりやすい筆致でまとめたもの。経済社会の成立・室町幕府の贈与依存型財政・戦国期との断絶・儀礼の多面的要素など著者年来の主張が、豊富な事…

羽田正『新しい世界史へ』

ただでさえバタバタしている上、某非常勤のシラバス入力でどういうわけかパスワードが変更されている、入力すべき科目がないなど、ひたすらトラブルが続き時間がないので簡単に済ましたいが、週末の報告に向けて読了した本書の記録を残しておくhttp://www.iw…

佐々木卓也『冷戦』

今晩は自治体史の研究会。時間がないのでコンビニで肉まんを買おうと思っていたら売り切れで、冷たいおにぎりでがまんする。別の自治体史の構成・来年度のシラバス作成など山積みで、来週の報告準備も進んでいないのだが、授業準備も考えなければならない。…

久野修義『重源と栄西』

講義としてはもう通り過ぎているのだが、学生へのレポート課題としてどうかという観点で読了したのが本書http://www.yamakawa.co.jp/product/detail/1988/。著者は当方の学部時代の先生だからというわけでなく、純粋にブックレットとして非常によくできてい…

太田昌克『日米「核密約」の全貌』

後期の授業の最後がなかなか決まらず、購入してみたのが本書http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480015310/。米情報公開で明らかになった文書類およびインタビューなどを駆使して、鳩山・岸・池田・佐藤内閣期の日米交渉と核密約についてたどったも…

地下鉄事故と難しい選択

本日は午後の講義前に、某家電量販店で頒布されている一枚物のカレンダー(年間予定を確認するために便利)を得るために難波で下車。先日寄った際には置いていなかったが、今回は何とか手に入れることができた(ちなみにその量販店のカードは持っており、全…