2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧
積ん読のあまりなかった9月に購入したものの、別の本を優先させたためようやく読了。途中までは個別論文を読んでいるようで、電車読書にはけっこうきついものがあった。カタリ派・ワドル派など異端の実態を少ない史料から追求する困難はわかるが、もう少しわ…
三連休も仕事は進まず、校正は一通り見るも疑問点が出てきて月曜日に再確認する必要あり。その上にお怒りのメールまで届きいろいろ大変。そういうわけでいろい問題は山積みのままだが、本日は仕事終わりに実家に寄って日本酒でを結構飲んだこともあって、明…
ODつながりということもあって(お会いしたのはもう15年以上前のことになるが)、著者の一般書はすべて購入しておりこれが最新のものになる。上杉氏と北条氏の苅田・苅麦合戦など興味深い事例も紹介されているのだが、ともすれば叙述が脱線しがちなところ…
非常勤講師の気楽なところは専任のような事務仕事をする必要がないところ。本も自分のもにならないし、写真を大量に手に入れても置くところがなく、国内旅行ぐらいは何とか私費で行けるので、科研費も請求したことがない。この年になると出す公募もほとんど…
出版されたときから気になっていたのだが、秋の学会で見つけて購入してしまった。「田中上奏文」という怪文書に焦点を絞って1920年代後半から現代まで叙述されており、著者の筆力もあって読みやすく、月曜途中から水曜途中の電車内で読み終えたhttp://www.ut…
非常勤先に行ってみると学生アンケートがおいてあり、授業を駆け足で進めなければならなかった。しっかりと告知しておいてもらわないと(もしかしたら予定表に書いてあったのかもしれないが)、非常に困るところ。内容もシラバス通りに進んだかなど意味不明…
エコポイントにつられ、金曜日にテレビを衝動買いしてしまう。前のアナログテレビが壊れてから、PCのテレビチューナーで見ていたのだが、諸事情から新PCには敷設しなかった。モニターを購入しなかったので、いちいちテレビを見るために接続をし直さなけ…
忙しいとさんざん書いておきながら、今日は昼に授業を終えると地下鉄と京阪を乗り継いで大津まで出かける。別所駅で降りて、新羅善神堂(南北朝期に足利氏が建立)を見てから大津市歴史博物館で表題の展示を見学。現大津市域の国宝を総ざらえで展示するとい…
岩波新書の中国近現代史シリーズの一冊で、孫文が亡くなった1925年から対日戦争に「惨勝」した1945年までを扱う。この間の日中関係を日本史研究者が見たものは結構読んでいたが、中国史研究者が書いたものは中央公論社『世界の歴史』シリーズ以来。新史料の…
2006年の続群書類従完成会の突然の倒産には大変驚くとともに、日本史学会にも大きな痛手となった。幸いにも出版事業そのものは八木書店に引き継がれることになったが、価格は暴騰することになった。古記録を刊行している史料纂集シリーズも5000円前後だった…
長らく勤めている非常勤先(途中で嘱託講師としての出講という時期もあったが・・・)で、はじめて「海と交通」というテーマで講義をしたのが2001年度後期、それから3年ごとに行い今年で4回目になる。この間に授業回数が13回・14回・15回と延びていったこと…
三連休のはずだったのだが、火曜日から始めた概説の授業準備が終わったのが今日の午後で、ほとんど時間をつぶしてしまった。近世後期で一から話を作ろうとしたのが失敗で、近年の概説類をかき集めてようやく「近世社会の達成と開国」というレジュメA4二枚分…
非常勤先の「近所」行われていた展示http://www.sankokan.jp/index.html。行く前にはなぜ非常勤なのにタダで入れないのか、まあ40分ぐらいあれば一通り見ることができるだろうと、なめてかかっていたのだが、とんでもないところ。常設展示だけで2階まであり…