wsfpq577’s blog

日本中世史専攻、大学非常勤講師などで生活の糧を得ていますが(お仕事募集中)、ここでの発言は諸機関とは全く無関係です

2024-11-01から1ヶ月間の記事一覧

斎藤英喜『陰陽道の神々 決定版』

本日は淡路島でお座敷。平安から戦国まで時代背景を省略して地域史に終始した聞きにくいものだったが、何とか無事終える。またお名前だけ存じ上げていた司会の方の本業を知り、かなり驚き。最寄りの高速バス停まで片道90分ということで、秋の学会で購入した…

河内将芳『織田信長と京都』

昨日バタバタしていて書けなかった電車読書の備忘。ただ2018年11月刊行の『宿所の変遷からみる信長と京都』が絶版となったため、それを増補改訂したもの。以前のものについても2018年12月24日付のブログで紹介しているが、ついに恒久的な館・城郭を京都に持…

柳田國男編『日本人』

本日は組合の決起学習会でお出かけ、弁護士は勝利を確信していると報告されたが、1月にどういう結果が出ることやら・・・。ともかく電車読書の読みさしを片づけ。原著は1954年刊行だが、夏前に文庫で再刊され積ん読になっていたもの。文庫版の帯には「大勢順応…

京都国立博物館「法然と極楽浄土」

引き続き表題の展覧会へ。こちらはひっきりなしに人が入り、辛うじて熟覧できるぐらい。絵画資料は異本の「法然上人絵伝」の室津が遠景で描かれているのが興味深かったが、前期展示だった伝法絵の「経ヶ島」も図録で確認する限りそこまでのものではなかった…

大津市歴史博物館「石山寺‐密教と観音の聖地‐」

本日は秋の博物館シリーズ最終回ということで、表題の展覧会を観覧。出品リストを確認していたのだが、それでも圧倒されるのが大量の密教図像。どこまで知られていたのか理解していないが、平安末から鎌倉の初出陳のものが並び、どうもそういうセンターの一…

田野大輔『愛と欲望のナチズム』

本日は枚方3コマ。朝は兆候がなかったのだが、電車の中で鼻水が止まらなくなり(駅までの自転車でもマスクはしていた)、その後も収まらず、久しぶりにマスクで授業、終わればトイレに駆け込み鼻水を出すの繰り返しで乗り切る。ただ講義に向けての電車読書は…

第16回中世地下文書研究会のご案内

■趣旨 今年9月6日山口県文書館で有光家文書、9月7日に下関市 で龍王神社文書の原本調査を実施しました。有光家文書は、 長門国正吉郷八幡宮の社家伝来の文書群で、鎌倉末期の塩浜 絵図を含むことで著名ですが、他にも宮座、農業経営、人身 売買、徳政、…

趙景達『朝鮮民衆の社会史』

引き続き電車読書の備忘。朝鮮王朝の成立期から3.1独立運動までを対象とした民衆の存在形態・意識などを主に取りあげたもの。儒教的民本主義の実際、両班の存在形態、小農社会とはいえ近世日本とは比べものにならないほどの流動性、生活世界における巫俗信仰…

国立民族学博物館「客家と日本‐華僑華人がつむぐ、もうひとつの東アジア関係史」「吟遊詩人の世界」

先のエントリー先がちょうどモノレールの乗換駅で、引き続き表題の展示を観覧。もともと企画展の前者に気づいたのが、本日の行程のきっかけ。中国華南のルーツと世界遺産になった福建土楼から、台湾における山岳の先住民と沿岸部の閩南人の狭間での生活、日…

茨木市文化財資料館「藤原鎌足と大織冠信仰」

本日思い立って次エントリーとあわせて観覧、「多武峰縁起絵巻」の現物がみられるのを知ったため。その他に市内の阿武山古墳出土品および復元された冠帽(近年、本物の大織冠であることが確定したらしい)、関連する地福寺から鎌倉の千手観音菩薩と近世の縁…

原田昌博『ナチズム前夜』

昨日昼の組合委員会と夜の別件での飲み会の間に時間が余ってしまい、そこで読了していたもので、火曜日の講義用。第一次大戦末期のドイツ革命から、34年6月末のナチス突撃隊(SA)粛正までを、政治的暴力という視点から見通したもの。1924年までの共和国前期…

明石市立文化博物館「発掘された明石の歴史展­­‐明石の寺院跡‐」

本日は自治体史に向けての現地踏査でスマホ万歩計28269。その帰りに立ち寄ったもので、図録も頂いているが、入場料は自前で支払ったのでここに紹介しておく。古代の太寺廃寺からはじまり、近世の雲晴寺まで、もともと明石郡で現神戸市域の太山寺・性海寺・如…

上村剛『アメリカ革命』

秋は出講日は4日あるのだが1日リモート・1日徒歩圏で通勤は月・火のみ。本日の研究会もリモートで、明日・明後日は学祭がらみのお休みで、差し戻され原稿の増補にあてる予定。そういうわけで電車読書の読みさしをここで片付けておく。火曜日の講義がらみで衝…