wsfpq577’s blog

日本中世史専攻、大学非常勤講師などで生活の糧を得ていますが(お仕事募集中)、ここでの発言は諸機関とは全く無関係です

2025-01-01から1ヶ月間の記事一覧

田辺旬・前田英之編著『京都からみた鎌倉幕府の成立』

本日は枚方定期試験193名、昨日の千里山241名とあわせて、立ちはだかる山。その前に電車読書の備忘。承久の乱ごろまでの京都に軸足をおいて、鎌倉幕府とかかわりをもった人物20名の評伝(除く武藤資頼、論点となっている文書手続きは大変興味深かったが・・・)…

将基面貴巳『反逆罪』

引き続き電車読書の備忘。せこく某ポイントを集めているのだが、11月にあまり購入するものがないこともあって衝動買いしていたもの。反逆罪の起源として、ローマ型の至高の支配権力が帯びる神聖不可侵性を蹂躙するものと、ゲルマン型の忠誠関係の信義を裏切…

兵庫県立歴史博物館「阪神・淡路大震災を伝える‐情報と通信の1990年代‐」

本日は当方が関わっているプロジェクトの関係で、寄託されている史料を閲覧(期待していた奥書はなく、別のところでわずかな発見があっただけだったが・・・)。そのついでということで、表題の展覧会を観覧。携帯電話は出始め・インターネットの直前という1995…

「鹿の国」

そうして最終目的地は表題の映画鑑賞。貧乏なのでサービス・ディしか利用しないのだが、前エントリーの事情とその後のスケジュールを勘案して出かけたもの(Googleマップで単純計算すると自転車で9.1㎞、往復旅費400円節約)。中世文書に登場する子どもを大…

神崎・加島

リモートは来週も講義だが、多人数は月曜日で終了し、来週の試験まで少し余裕がある期間。ただ受講生とトラブルに大学がひどい対応をして、昨日から血が頭に上り何もできない状態(本日午後に謝罪もせずに対応を変えてきた)。本日は近所の史跡めぐり。平安…

「室町無頼」

午後のリモート授業の前に近所の映画館で観覧(ただサービス・ディだったが、駐輪場が3時間無料から2時間に短縮されていることに気づかず、通常の会員料金と同じになる大失態・・・)。内容はエキストラを大量動員した一揆の迫力はさすがで、死体がこれでもかと…

因幡堂

本日は組合団交で京都ヘ。そのついでということで、非公開文化財特別公開に出かける。御本尊などを拝めたのはよかったのだが、本堂ではなく別の場所に移していたのは残念。なお「因幡堂縁起絵巻」に駿河大井川の渡河シーンがあったのは発見。海から地引き網…

瀬木比呂志『現代日本人の法意識』

引き続き電車読書の備忘。タイトルに惹かれ、目次に歴史的考察もあったので、衝動買いしてしまっていたもの。ただ中身は同性婚・死刑制度・冤罪など現在の諸問題に関する著者の見解と、第二次安倍政権以後の日本社会に対する批判がメイン。同性婚における代…

大阪コリアタウン歴史資料館

学会誌でも紹介されていたため、本日思い立って観覧。ごく小規模で展示されるパネルも小さい。それでも地図で変遷をたどることができ、貴重な写真が設置されたPCで閲覧できる。ちょうど大学生を引率してきた教員や、ふと立ち寄ったっぽい若い男性二人組など…

尼崎市立歴史博物館「尼崎・災害の歴史」

本日ふと思いついて観覧。HPの画像は新しいものしかなかったので、あまり期待していなかったのだが、古代から阪神・淡路大震災までをカバー。なかでも尼崎市史補遺でも紹介されていない堤が大水で16ヶ所切れたという文安5年の宝珠院文書が出品されており驚…

仁藤敦史『加耶/任那‐古代朝鮮に倭の拠点はあったか』

本日は組合でお出かけ、久しぶりに新本屋にも立ち寄り、積ん読も10冊になる。そういうわけで、来年も同じ講義を担当することになって衝動買いしてしまっていた表題書の読みさしを片づけておく。副題にある古くからの議論について、研究史を確認した上で、基…

向日市文化資料館「中世の乙訓・西岡と物集女城‐古文書が語る歴史‐」

本日は「物集女城跡国史跡記念シンポジウム」を聴講。そのついでということで、始まる前に現地を、昼休憩に表題の展覧会を観覧。物集女荘・鶏冠井荘に関わる文書を平安後期から戦国まで46点展示、大半はパネルだったが、原寸大で見所多し。圧巻だったのが応…

高橋昌明『増補 平清盛 福原の夢』

6日から講義は再開、本日はリモートだが、読みさしを片づけておく。この10年は増補再刊が多数あるのだが、金欠の身としてはほぼ見送りで、著者の2冊も同様。ただ書店であとがきをみると2割ほど書き足したとあり、しかも拙稿「大輪田・福原と兵庫津」(大手前…

西宮史跡めぐり

実家に帰るという選択肢がなくなってから、正月は完全な引きこもり。2023年でタイトな締切原稿もなくなり、昨年はブログを見返すと怠惰に過ごしていたようなので、12月末締切の書評は残っているのだが、久しぶりに出かけてみた。コースは苦楽園口駅から徒歩…

2025年のご挨拶

お陰様をもちまして、つつがなく新年を迎えることができました。ご厚誼に感謝申し上げますとともに、本年も変わらぬご指導・ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。 2025年正月 石造五重塔(五色町下堺) 淡路市志筑神社大楠 2016年から続いてきた兵庫県…