『地方史研究』430(74巻4号)20~24頁に掲載。奥書は8月1日発行だが、本日手元に郵送。日曜日にも記したが、地方史研究協議会第74回(兵庫)大会実行委員に巻き込まれてしまい、諸事雑用を仰せつかっている。その一つとして大会共通論題の問題提起のため執筆したもの。共通論題が「五国の多様性と交流‐兵庫地域史研究の新たな試み‐」ということなので、保元新制で問題視される神人に関わる所領を地名辞典から地図に起こして若干のコメントをつけたもの。作業するまで全く意識していなかったのが但馬で、興味深い結果は出たのだが、土地勘がなく交通の便も悪いため深めることができるかは微妙。一方の淡路については取り組んでいる最中で、原稿化して来年2月には刊行される予定。