wsfpq577’s blog

日本中世史専攻、大学非常勤講師などで生活の糧を得ていますが(求職中)、ここでの発言は諸機関とは全く無関係です

鳴門

今週火~金は集中講義。ウダウダの準備、一日目の夜に立て直す予定が持参したPCが起動しなくなりUSBに入っていない画像を利用できず、受講者に合わせた臨機応変の処置もできないまま終わってしまう。ただ呼んでいただいた方には散々お世話になり、魚料理を毎日満喫することができ、本日も台風接近の中、いろいろ連れて行っていただいた(もとは山間部から高知に抜ける予定だったがさすがにそれは中止)。研究・教育もしっかりやられているようで、特別に何をしたわけではないが先輩として扱っていただきありがたい限り。写真左は近世後期の塩田屋敷。周辺は近世から1971年まで塩田で栄え、大学もその跡地の一つとのこと。興味深いのは赤穂のような一括経営ではなく個別経営だったらしく写真のような生産と居宅が一体化した屋敷が点在し、別に労働者住宅があったとのこと。写真右は小鳴門海峡北泊、ちょうど大塩の満潮直後で海峡から瀬戸内海に向けて非常に速い速度の海流が確認することができる(左から右)。写真では見えにくいが、海峡が海に出るところで漁船による一本釣りがされていて驚く。イメージ 1イメージ 2