wsfpq577’s blog

日本中世史専攻、大学非常勤講師・研究員などとして生活の糧を得ていますが、ここでの発言は諸機関とは全く無関係です

徳島日帰り

ひょんな偶然が重なったことから、10月開催の学会報告者の一人に指名され、昨日はその準備報告に出かけてきた。そうはいっても土地勘はほとんどなく、先行研究・自治体史もほとんど大阪で手に入らない状態。しかもいろいろ進めてからそれに気づく為躰で、当日慌ててコピー取りをする始末。幸い地元の研究者が多数おいで下さり、当方の「入船納帳」限界説について、いろいろ厳しい批判をいただく。蓋然的には自信はあるのだが、実証的に詰められているわけではなく、先行研究にも見落としがあったため当然の反応。もう少し補強できる材料が秋までにしっかりすればよいのだが…。その他に旧知の近世史の方にいろいろと御教示をいただけたのも有益。本当は17世紀初頭段階をしっかり押さえておく必要があり、そちらも勉強しなければならない。いろいろ現地情報も教えていただき、飲み会含めて大変充実した機会になった。皆様ありがとうございました。ただ見きれなかった文献も多く、確認しておきたい場所もあったのだが、本日法事参列の年寄の付添があったため最終バスで帰宅。そちらも機会を見つけて何とかしなければならない。写真は往路の車窓から撮影した鳴門の渦潮。もちろんこちらは航行に困難はあるのだが、小鳴門海峡を使えば西回り明石海峡経由で兵庫へ向かうことは可能だとのこと。これも紀淡海峡がメインとする当方の主張に対する批判の要因。
イメージ 1