本日は阪大裁判傍聴で出かける。相手側の弁護士がやる気なさげに見えるのは、潤沢な大学の余裕なのか、はたまた費用を削っただけなのか･･･。そんななかで秋の講義のこともあり、書店でたまたま見かけ衝動買いしていた表題書を読了。歴史総合に関する6冊本講座の第1巻で、中国古代史専門の著者が17世紀以前の世界史のうち、主にイスラーム圏までのアジア史を担当したもの。さまざまな世界認識を取りあげた第1章、農耕・遊牧社会の成立から国家形成までを論じた第2章・3章は著者の真骨頂が発揮され面白く読ませてもらったが、4章・5章は1・4・7・10・13世紀を画期とする見方は興味深いものの、環境史が避けられている上、分量的に概説に留まり、いろいろ無理があったように思える。かもがわ出版｜さまざまな歴史世界
隙間の時間にいつものチェーン店で散髪。すっきりしたが、店員はマスクなしで客の出入の度に大声で挨拶。これまたどうなることやら･･･。
