昨日は岡山で研究報告。例によってZOOM配信だったが、当事者のみは会場へ出張。そういうわけで職場への招待券を利用して表題の展覧会を観覧。池田家伝来の美術品に加え、岡山城の金箔瓦なども展示。笑ったのは明治21年に島津の娘が婚礼の調度品としてもたらした調度品のミニチュア品で、翌年離縁したものの池田家に残されたという。恐らく蔵に押し込められたままになっており、奇跡的に岡山空襲から逃れたということなのだろう。
「GOLD―永遠の輝きを探しに―」 | 林原美術館 HAYASHIBARA MUSEUM OF ART
研究会のほうは、はじめて地形形成史に本格的に取り組んだもの。参加者はほぼ古代史の方々だったが、数少ない中世史研究者からは何れも貴重なご意見をいただいた。例によって放置してしまいそうだが、何とか形にしたいところ。