映画がJR尼崎駅南だったので、そのまま自転車で南へ下り観覧。富松城に関わるいくつかの文献史料と近世絵図・近代地誌・発掘調査成果、あわせて保存運動の軌跡が紹介。中世文書の現物は県史中世一に寺岡文書として掲載されている二点(現在は寄託されているらしい)ほか。とりわけ一点は「浦浜境目」の裁定文書(四至を記した支証があったらしい)というのも興味深い。近世絵図は隣村に立地する我が家が微妙に外れていた。中世常設展も行く度に展示替えがあり、今回の現物は近衛信尹配流に関わり尼崎に日向細嶋までの船を用意するようにとの秀次朱印状。