wsfpq577’s blog

日本中世史専攻、大学非常勤講師・研究員などとして生活の糧を得ていますが、ここでの発言は諸機関とは全く無関係です

「室町期西播磨の交通と政治拠点」

『ひょうご歴史研究室紀要』6(2021年3月26日刊行)。現物も奥付通りに納品され、何人かの方には送付済。ただHPリニューアルの関係でPDF公開が遅れ、しかも当方のみ手違いがあったため、ようやく本日公開ひょうご歴史研究室紀要 | 兵庫県立歴史博物館:兵庫県教育委員会 (hyogo.lg.jp)。内容は矢野庄散用状に登場する地名を並べて、山陽道・美作道、揖保川千種川交通の実態と、守護・守護代などが設けた政治拠点との関係を論じたもの。実は一連の論考の中で基礎作業はもっとも早く、2015年度の歴史研究室客員研究員時代に実施。当時もっとも仕事がなく(非常勤6コマのみ)、なおかつ気力も衰えていた中で、かろうじて『相生市史』からひたすら地名を拾った次第。さらに2コマがなくなり、どうしようもなくなったタイミングで歴史研究推進員に任用。赤松やら刀剣やら目先の課題に取り組むこととなったが、昨年度は「播磨の道」特集となり、ようやく日の目を見た次第。結局この20年ぐらい締切原稿しか書けなくなってしまい、どうしようもない。二冊目のOKが出たのもちょうどその頃だが、結局踏み出せないまま。もと論文刊行後に引用されずに発表された研究をどう扱うか決めかねている。今年になってからまた三本ほど見かけてしまい、途方に暮れるばかり・・・。