27日納品の『ひょうご歴史研究室紀要』第5号(2020年3月)39~56頁に掲載。以前にも同テーマで論考を公表しているが、そこでは円心・則祐・義則に焦点をあててそのイデオロギー的側面を強調した。https://blog.hatena.ne.jp/wsfpq577/wsfpq577.hatenablog.com/edit?entry=26006613387644688 同26006613387644655参照。
本稿では逆に範資・光範、貞範、氏範といった播磨守護から外れた一族の動向を跡づけることで、その制約故に赤松地区の独特の位置づけがなされたと逆照射したもの。あわせて則祐妻とその周辺についても言及した。なお『紀要』第5号にはもう一本、当方のクレジットにかかるものがあり、HPに公開された段階でここで紹介するので、興味関心あるという奇特な方はそちらを閲覧してください。
4月からの講義は今のところ20日開始。ただし一ヶ所のみは、学生の出席は強制しないが、こちらは教室まで出かけて通信授業をするという指示がきた。果たしてどういうことになるやら・・・。