本日は枚方3コマ、トローチを持って行くのを忘れのど飴を買ってしのぐ。電車読書は何人かの分担執筆者からお送りいただいた表題書。お名前は明記しませんが御礼申し上げます。当方も分担執筆した京都本から長らく空いて滋賀・大阪が相次いで刊行。京都本は京都市域が大半だったがこちらは大阪府全域をカバーし、大阪中心部9本(平野も含まれているので大阪市域でよかった気がするが)・摂津6本・河内10本・和泉5本の計30本で構成。時代も中世が主体としながらも、古市・百舌鳥の両古墳群から近鉄道明寺線・日本万国博覧会までカバー。やや圧縮しすぎという印象を受けるものもあったが、当方の知らない興味深いものもあり(飯盛界隈は未踏)、講義で取り上げている今城塚にも久しぶりに訪れたいところ。執筆者の多くは自治体の担当者だが、あとがきによると大阪市立大学の府立大学との統合も念頭にあるよう。亡命者としては兵庫で企画を立ててみるか。歴史家の案内する大阪