本日で今年の仕事納め。一年の厄落としということで表題の大ヒット作ををようやく鑑賞http://www.foxmovies-jp.com/bohemianrhapsody/。他にめぼしいものがなかったこともあるが、漏れ聞こえる情報の中でフレディーがゾロアスター教徒の家に育ったことが描かれているというのが来年度の講義ネタになるという動機（今年度はすでに終了、ザンジバル育ちは植民地解体の一環として使えないことはないが）もあり、さして洋楽フリークではなかったが高校生の時に中古レコード店でベストアルバムは購入した記憶もあり、クライマックスのライブ･エイドもかなり印象に残っているニュース。今日も同世代らしき男女がちらほらみられ、ぐずる幼児連れの夫婦、20代の女性同士まで、大して多くなかったが客層は多様だった。中身は当方になじみの深い楽曲だったこともありあっという間に過ぎ、泣かせるつくりもあってなかなか感慨深く、厳格なゾロアスター教徒の父との葛藤、ロック･スターかつゲイ･カルチャーの破天荒な雰囲気もみせるものだった。演奏場面も撮影されたものと当時の映像が巧みに構成されており、時代の雰囲気もよく伝わり、来年度の講義ではちゃんとこの時代を取り上げようと思う。
