京阪・JRを乗り継いで、博物館めぐりその4。まず驚いたのが「洛中洛外図屏風」歴博甲本で、原本ではなく復元複製が展示され、人物(道の行き倒れ人=HP上の表現)・町家(建築途中のものが2軒あり)・ウラの風景(かつて高橋康夫氏が注目。さまざまな井戸・遊ぶ子どもなど)がリアル。上杉本も肉筆複製で鮮やか、何れも全く知らなかった情報(歴博HPも剥落のある原本の画像)。あとは同じく肖像と文書、さらに連歌会の関連史料がまとまって展示。文書は開口神社・和田家文書に加え、東寺百合・九条家なども。図録は論考3本掲載も、文書が政治関係中心、値段が高価(2210円)ということで断念。前回展の図録だけ購入して帰途につく。ともあれ眼福な一日。