古民家見学を断念したのは、本日中に表題の展覧会を観ておきたかったという事情で、16:25から閉館時刻越えの17:02まで居座る。ただそれでも存分には見切れなかったもの。7つの城館と城下町について、発掘調査成果・赤色立体図・地籍図を用いて紹介されるだけでなく、文献史料の総ざらえと思えるぐらい、鎌倉の懸仏・大般若経奥書から、飛騨国司姉小路氏の連歌関連(近世高山の国学者が収集したらしい)、戦国期に台頭した三木氏の発給文書、金森氏の「あきない町」宛(古川と理解)など盛りだくさん。江馬氏館跡出土の地鎮に関わる土師皿も興味深い。無料の展示図録2冊もいただける。明日朝はそれを持って、城下町を探索する予定。とりあえずシャワーを浴びて、居酒屋を探す。