日本庭園前からJR茨木駅までバスに乗り、JR摂津富田駅から徒歩で向かう。もともと水曜中百舌鳥帰りに予定していたが、上着が余りに暑かったので本日に変更。来週予定の概説講義「古墳と天皇陵」のうち、表題部分が20年前の埴輪祭祀出土直後の情報のまま続けてきたので、スライドのために見学。休日ということもあって子どもを連れた家族連れを多数見かけ、外郭部にテントを貼ったり、復元された埴輪祭祀場を走り回るというのどかな光景。歴史館ではその後の石室基盤工の調査や竜山石とともに阿蘇ピンク石の出土などの情報を得ることができた。
いましろ大王の杜 -今城塚古墳公園と今城塚古代歴史館- | 高槻市観光協会公式サイト たかつきマルマルナビ
なお今城塚古代歴史館で『芥川城跡ー総合調査報告書ー』が販売されており購入(2000円)。昨年12月刊行らしいが、まだHPなどで周知はされていないよう。考古学調査に加え、綱文91の中世史料の翻刻(1つに数点の場合、軍記は参考史料のため点数は倍以上)もあり有益。帰路は松永久秀の出身地とされる五百住と富田寺内をまわり、阪急富田駅から帰宅。下調べが悪く見逃したところもあったが25000歩の巡検となった。