wsfpq577’s blog

日本中世史専攻、大学非常勤講師などで生活の糧を得ていますが(求職中)、ここでの発言は諸機関とは全く無関係です

2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

森本幸裕編『景観の生態史観』

GWは月曜日の非常勤先が他の曜日に振り替えという方針を採っていることもあって、カレンダー通りの休日となり、割と通っていた研究会の催しも財政事情を越えるほどの魅力は感じられなかったため、ひたすら引きこもり。ただし春休みよりも研究意欲は湧いて…

河村昭一『中世の播磨と清水寺』

1月の某研究会で手売りされており、住吉社との相論など気になることもあり購入したもので、今週の電車読書で読了http://www.ebisukosyo.co.jp/books/history_harima-kiyomizu.html。平安から織豊期までの清水寺の歴史について、「権門寺院を別にすれば、西日…

中嶋崇禅寺

本日は午前に京都での講義を終えてから、久しぶりに北山で調べ物。写真帳めくりではなく、そこにしか所蔵されていない刊本が目当て。それはある種の確認にとどまったが、引用されていた別の本が大当たりで、思いがけない史料を得ることができた。帰路は諸費…

河添房江・皆川雅樹編『唐物と東アジア』

本日の講義は完全に時間配分を間違えてしまい、いつも最後に集めている「講義のまとめ・感想」を書かせる時間を持てなかった。昨日丸一日かけて講義資料をつくったのだが、やはり盛りだくさんすぎたようだ。もっともそのおかげでいつもなら200名以上の受講者…

鐘江宏之『律令国家と万葉びと』

授業準備のために非常勤先の図書館で借りてきたものだが、結構面白かったので備忘を残しておくhttp://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784096221037。7・8世紀を中心とした通史なのだが、大きな特徴は政治史の叙述がほとんどないところ。全集小…

新年度早々のリストラ予告

本日で本年度の第一回目計7コマの講義が終了。月曜日の200人越え以外は、受講者は余りにも少なすぎない少人数で、そこそこのペースで進めていけそうな状況。春休みにどんよりしてしまっていた頭のほうも、少しは働きだしてくれたようだ。しかし順調にはいか…

岡野友彦『院政とは何だったか』

本日から授業。行く学舎を間違えてしまいあわてて移動(同業者の某氏とすれ違ったが。来週からは図書館以外ではお目にかかれません)、久しぶりの200名越えの受講者の大教室でホワイトボードのため板書が困難(パワポしか想定されていないようだ)など、誤算…

春休み総括

長かった春休みも本日で終了。結局、論文一本提出(5月刊行予定)・一本ほぼ完成(図版に手を加えて投稿予定、ただし90枚近くなったためどう判断されるか・・・)・来週末の報告準備のみに終わる。こう書くと仕事をしたようにみえるが、最初の一本は冬休み仕…

タイトル変更のお知らせ

当ブログも開設から四年目に入ることになりました。この間に訪問、コメントを寄せていただいた方々に厚く感謝申し上げます。さてこれまでブログタイトルには実名を用いてきましたが、そのことで周知がすすむ一方で、余計な軋轢が生じることもありました。同…