wsfpq577’s blog

日本中世史専攻、大学非常勤講師などで生活の糧を得ていますが(求職中)、ここでの発言は諸機関とは全く無関係です

新年度早々のリストラ予告

本日で本年度の第一回目計7コマの講義が終了。月曜日の200人越え以外は、受講者は余りにも少なすぎない少人数で、そこそこのペースで進めていけそうな状況。春休みにどんよりしてしまっていた頭のほうも、少しは働きだしてくれたようだ。しかし順調にはいかないもので、今年で17年目になる非常勤先で、カリキュラム改革による来年度限りのリストラを予告される。三月に抽象的な説明会に呼び出され時間割変動・コマ減など怪しげな空気が流れていたが、現実は想像以上に厳しく、人文・社会科学系の必要単位が大幅に削減され、全非常勤講師が不要になるという。出講している違う学部にも影響があるようで、完全にお先真っ暗状態になる。今年の7コマでもきついのだが、もはや生きていける状況ではなくなるようだ。そういうことで本年度最大の課題はアルバイト探しということになった。関係者の皆様、なにかありましたらご一報下さい。よろしくお願い申し上げます。今週の電車読書は田中史生『倭国と渡来人』・遠藤慶太『東アジアの日本書紀』・鐘江宏之『律令国家と万葉びと』(途中まで)で、何れも月曜日の授業準備のために図書館で借りてきたもの。いろいろ興味深かったのだが、倭と百済の関係をどう説明すればよいのかいろいろ悩むところ。