望む・京都での非常勤

今年度は水曜日２限に京都で非常勤を一コマやらせてもらっており、昼からは史料収集もしくは観光に当てている。前期は主に総合資料館で東大の影写本などに当たっていたが後期が始まってからは閉館が続いており、体調不良の一日以外は京都市歴史資料館に通っている。文書目録掲載分は閲覧停止以外は目を通してしまったので、わずかな情報から当てずっぽうで出納請求してみるという、不効率な方法で閲覧を続けている。それにも関わらずざくざくと関心のある文書が見つかり、せっせと写真のコピーをとっている。今日も戦国期の松蕈山売券など山林資源関係の史料がまとまった文書群に当たり、結局は全部見ることができないままに帰宅することになった（乗るバスを間違えてしまい、同志社前から歩くはめになったためかなり時間をロスしてしまったのが最大の誤算。相変わらず大惚け状態が続いている）。時には近世文書と中世文書が混じっていることもあり、一つ一つ開いていくと非常に時間がかかってしまう。総合資料館もほったらかしたままで、絶対的に時間が足らないのだが、今のところ来年度は京都での非常勤の予定がなく、あと13回しか機会がない。どこかから京都での非常勤講師の口が回ってこないだろうか。「人類の歴史」でも「京都学」でも何でもやりますので、よろしくお願いします。