本日ようやくレジュメを送付。一般市民向けのものだが、別の研究会でアレンジして話をするという予定もあったので、史料だけは多数載せておいたため専門的になったかもしれない。前半部分は鳥羽殿・渡辺津などの既発表論文を元にしたが、後半部分はいくつかは口頭報告で利用しているだけの新ネタで、レジュメ作成中にも重要なことに気づいた。この数年にわたって河川を交通だけでなく、多様な用益が重なった場として捉えるために史料収集を続けてきた成果で、何れは論文化したいところ。依頼者の意図と少しずれたかもしれないが、恐らく余り考えられてこなかった視点だと思われる(7月の山梨は行っていないがタイトルは相変わらずだった)。次は書きかけで難航している締切仕事に戻らなければならない。なおHPでも告知されているので一応記しておくhttp://www.town.oyamazaki.kyoto.jp/contents_detail.php?co=new&frmId=6191。