wsfpq577’s blog

日本中世史専攻、大学非常勤講師などで生活の糧を得ていますが(求職中)、ここでの発言は諸機関とは全く無関係です

京都国立博物館「親鸞ー生涯と名宝ー」

引き続き徒歩で表題の展覧会へ(直接の交通手段がなく、かつてはタクシーを使ったこともあったが節約のため、それほど暑くなかったのが幸い)。こちらもそれほど混雑しているわけではなく(帰りに団体客に遭遇したが)、親鸞の生涯をオーソドックスにたどった作品を観覧できた。改めて疑問に思ったのは親鸞若年時の研鑽文献がそこそこ残されていること。流罪から戻った晩年はわかるのだが、前半生のものは流刑地に持っていったものなのか。なお今回は宗教性が重視されたこともあり、絵画資料にはあっと驚くようなものはなかった。

親鸞聖人生誕850年特別展 親鸞—生涯と名宝 - 京都国立博物館 

その後は23日のために現地を歩き回り、最終的に3万歩近くに。文献との整合性をどう理解すべきか、踏ん切りを付けなければならない。イベント案内 

そのまま夜は隣接分野の研究会。余計な発言をしたこともあって、23日の責任者など既知の方もあったが、半分初対面の方と夜遅くまで過ごし、前の職場の名刺を使い切り(アドレスだけは生きている)。おかげで帰宅は日付が変わっており、これからレジュメ仕上げにかかる。