本日は千里山2コマ。外は蒸し暑かったが教室は空調効き過ぎぐらい。電車読書は昨年スルーしたが割引セールもあって購入してみたもの。執筆者21名の多くは自治体もしくは地域研究グループ所属で、さまざまな事象が掘り起こされている。五代友厚の娘の日記が残され、阪神大震災で被災した遺族が公開を許可されているというのは驚きで、近世の淀川の付洲をめぐる争いは中世の事例を取りあげた身(珍しく他の研究者からも一定の評価を受けている)として興味深いところ。意図がはっきりしないものもいくつかあったが、いろいろと勉強させていただいた。
日本の歴史を突き詰める (文学通信) - 地方史研究協議会 | BookCellar
なお大阪といえば、締切原稿があるのだが、スランプで全く進まず、この土日も呆けていた。何とかスイッチを入れなければならないのだが・・・。