wsfpq577’s blog

日本中世史専攻、大学非常勤講師などで生活の糧を得ていますが(求職中)、ここでの発言は諸機関とは全く無関係です

兵庫県立歴史博物館「HISTORY OF MUSEUM-れきはくの“これまで”と“これから”-」

本年三月で雇用はなくなったが、客員研究員としての関与は残り(会議出席時に報償費)、本日その序でに観覧。リニューアル(厳密には水漏れなどの外装工事)ということで、館の開設の経緯、代表的なコレクションの概要、これまで開催してきた展覧会のダイジェストと担当者実名での回顧(公立館での妖怪展の濫觴が現学芸課長ではなく、前任者によるものだったことを初めて知る)、展示の仕組みなどを紹介。戦国・秀吉関係の文書も数点あり。記念品の配付もあり。当方はさほどこの分野に詳しくないが、館そのもののを振り返るという点ではユニーク。またよくも悪くも館の展示が寄贈品の内容に規定されていることが示される。なお従来の特展会場を縮小して従来はなかった常設の通史展示が新設。こちらは諸事情で当初の計画通りにならなかったとはいえ、やはり五国に対応するものとしては余りにも小さい。

開館40周年記念特別展 「HISTORY OF MUSEUM-れきはくの“これまで”と“これから”-」 | 展示会情報 | 兵庫県立歴史博物館:兵庫県教育委員会