wsfpq577’s blog

日本中世史専攻、大学非常勤講師などで生活の糧を得ていますが(求職中)、ここでの発言は諸機関とは全く無関係です

肥前旅行記その1

出身大学院で企画されていたツアーに混ぜてもらってきた。2/28:21:30夜行バスで大阪肥後橋発・神戸乗車・博多下車の隣席客が大柄で寝相も悪く圧迫されるも何とか睡眠はとれた。3/1:8:20佐世保駅着・小雨が続く、朝市で朝定食(500円)で腹ごしらえをしてから、街道と港を確認し佐世保城にのぼる。平坦地は佐世保川沿いのわずかな場所でリアス式地形の急坂に家が張り付いており、荷物を抱えた城上りで大汗をかく。イメージ 1写真は佐世保城遠景。北佐世保駅近くで佐世保バーガー(330円)を買い10:30松浦鉄道に乗車。前泊していたという院生に出会ったが、雨が止んでいたので一人途中の上相浦で下車し相浦港まで歩く。内陸の田園地帯では山に張り付いた村があり、坂を下りた沿岸に漁村があり明確に分離している。11:53相浦駅から再び松浦鉄道に乗車。佐世保から来た本体と合流し日本最西端というたびら平戸口駅に13:00前に着。そこからタクシーに分乗して平戸城へ。平戸大橋からみた海峡は渦が巻いていたのは予想外。平戸城・城下の船着き場・六角井戸・松浦史料博物館・復原され博物館になっているオランダ商館と周辺遺跡などを見学する。昨年度から担当している「外来文化と日本の歴史」で取り上げているものを実地で見ることができ勉強になる。また近世松浦氏が静山の個性もあるのだろうが、長崎関連の絵図類も蒐集していることは興味深いところ。時間がタイトだったため鄭成功関係などがみられなかったのは残念だが雰囲気は感じることができた。雨が途中から降り出したがバスに乗りたびら平戸口駅に戻る。イメージ 2写真右は平戸城下からみたオランダ商館。写真左はお約束の六角井戸。イメージ 3ぎりぎりになったが16:45発の松浦鉄道御厨駅へ。そこから急ぎ足で湊に向かい、鷹島汽船に乗車。残念ながら小雨が降り続いており、夕焼けクルージングとはならなかったが、寒さにもかかわらずデッキで景色を満喫する。夜の旅館は一泊二食7350円とのことだが、絶品の魚料理が並ぶ。なかでもぶりのあら炊きはとろける味。風呂上がりには地元のつまみと日本酒で宴会。