拙稿「中世京都のクラと土倉」刊行
千田嘉博・矢田俊文編『都市と城館の中世』(高志書院、http://www.koshi-s.jp/)所収が刊行されました。原型は2006年12月に報告したもので、2008年春には原稿化していたように記憶していますが、某巨大科研の頓挫などの事情もあり、刊行が遅れてしまいました。なお筆者の肩書きは大阪工業大学嘱託講師になっていますが、3月末で離任しており誤りです。編集に奥付が4月にずれ込むなら変えるように要請していましたが、直っていません(届いたのもいきなりでした)。献本リスト・抜刷もありませんが、ご研究を参照させていただいた方々には近いうちにコピーを送らせていただきます。内容は中世前期の観点から見た土倉論で、従来の研究史からは異質かもしれませんが、ご意見をいただければ幸いです。