wsfpq577’s blog

日本中世史専攻、大学非常勤講師などで生活の糧を得ていますが(求職中)、ここでの発言は諸機関とは全く無関係です

東北旅行総括

火曜日に飲み会の誘いがあり、昨日も頂き物を乱読したりということもあって、ようやく東北旅行の資料・写真の整理が一段落した。日程は下記の通り。9月3日伊丹空港8:00→9:15仙台空港9:39→10:08岩切(東光寺石造物・奥大道など見学)11:50→11:55国府多賀城東北歴史博物館で昼食後に多賀城周辺の見学、地図では確認していたもののその高低差と巨大さに驚く)15:00ごろタクシーで塩釜(神社・港町など見学)16:50→17:00松島海岸(宿泊、一日中暑い中を歩いたため熟睡できると思ったのだが、結局は寝付けず)。9月4日5:50起床で松島周辺を散策後に朝食、瑞巌寺を経て松島駅10:20→11:44平泉・毛越寺を見学してから中世都市研究会平泉大大会・懇親会・二次会に出席。9月5日研究会続き、討論終了後に中尊寺・高舘・柳之御所跡・無量光院など見学、19:00頃から打ち上げに合流。9月6日9:00平泉駅集合で骨寺荘園遺跡・一関市立博物館などを案内していただく。14:00ごろ平泉駅解散、徒歩で衣川・柳之御所資料館など見学(レンタサイクルを使えばもう少し足を延ばせことに後から気づく)、平泉駅16:27→鈍行3本(1本は特急型車両のノーストップ快速)を乗り継ぎ18:36仙台空港駅19:05→20:25大阪空港着。東北は青森の中世史跡を回っただけで、今回の見学地は観光地ばかりなのにすべて初めて。近代まで続く板碑文化を堪能し、スケールを実感することができた。研究会はストレスのたまるものとなったが、それを差し引いてたいへん有意義なものとなった。写真はガの幼虫の大量発生で入場無料となった平泉義経堂にある供養塔。それほど注意が払われていない鎌倉以後の平泉を知る上で重要な遺品といえる。イメージ 1