桐10ｓ

10月5日に利用していた桐９が急に「Windows上で実行できないか、エラーを含んでいる」というメッセージが表示がされ、立ち上がらなくなってしまった。どうもWindows10が拒否しているようで、他にも更新プログラムがインストールできないという現象が起きている。急遽オンラインで注文し、12日不在連絡・13日夜に配達され、14日にインストール。更新の案内をケチっていたが、結局それより高い支出になってしまった…。何しろ92年ごろから古記録の気になった部分を入力しはじめ、すでにデータは10000項目近くになっているため（一項目は10文字程度のものから、1000字近いものまでバラバラ）、今更手放せないところ。かつて黒田紘一郎氏の著書の書評をした際にも、出典の記されていなかった6文字の典拠を明確にすることができたなど、これまでも多大の恩恵を被ってきた。おかげでExcel操作をいまだにマスターできていないのだが、使い勝手はもともと遙かによく、従来対応していなかったJIS３・４水準の漢字も入力可能になった。本日『勘仲記』（史料纂集本）５の入力、および史料大成本の訂正を完了。尼崎大覚寺の初見史料などとんでもないものもあり、今後とも利用できることを願うばかり。