昨晩は当初目当てにしていた店が若者だらけだったので敬遠。地元のチェーン店のカウンターで、生1杯・日本酒2合。料理も悪くなかったのだが、最初に生といったのが通っていないなどとにかく遅すぎ。かさごの造りにいたっては30分は待たされてしまう。諸事情からみて最後の富山にしては苦い思い出。ホテルは大浴場だったため酎ハイを飲んでしまったが、やはり10時過ぎに就寝、6:30の目覚ましで起床。1時間ほど周囲を歩いてからホテル朝食。ただ帰り道を間違ってしまい雨に降られる。それから前で10分ほど待って表題の展覧会(7人ほどいて、老夫婦の質問に30前後の男性は東京からと返答)。展示スペースは広くなかったが、蜷川氏の全体像が示されており有益。戦国は各地を流転して最後は旗本ということだが、よくあれだけの家伝文書を伝えたことだと関心。図録には企画者の萩原大輔氏とともに、室町幕府財政論から早島大祐氏が、文化論と所蔵史料機関から末柄豊氏が寄稿しており、それも有益。なお常展示は富山城に特化しており、もう少し都市の成り立ちが欲しかったところ。その後もすこしさまよったが、ともかく空襲で壊滅しているらしく、なかなか城下町の面影を探るのも難しい。