本日はルーティン姫路。その上に雑用がありヘロヘロ、しかも明日は5:30起き。ただ電車読書の備忘だけ簡単に。ノーベル賞受賞者の真鍋氏の名前につられて衝動買いしていたもの。気候モデル研究の発展を、著者の研究の歩みをたどりながらたどったもので、大気循環の計算モデル研究が、地球温暖化問題の顕在化という現実とリンクしながら発展していった様相が何となくは理解できた。ただもとがプリンストン大学での大学院での講義ノートのため数式だらけ、しかも区切りがまちまちで電車読書では細かい点は全く理解できず。なお原著は英語で、それを科学書の翻訳家が粗原稿をつくり、専門家の監訳を経たもので、文章そのものがわかりにくいというわけではないが、当方の能力不足。ただかなりの精度で将来予測ができるようになっていることだけは明白。客観的データのみで悲観的見通しはあえて語られていないが、50年後の人類社会はどうなっているのだろうか。