wsfpq577’s blog

日本中世史専攻、大学非常勤講師・研究員などとして生活の糧を得ていますが、ここでの発言は諸機関とは全く無関係です

東京クルド

本日は中百舌鳥定期試験。昨年度も今年度(1限のみ)もリモートだったため、キャンパスに入るのは二年ぶりで、転居してからあびこを通過したのもはじめて、受講生に出会うのも最初で最後。せっかく出かけたので帰路にサービス・ディを利用して映画鑑賞。小学生時代から日本に居住しているにもかかわらず、難民認定されないため就労の道を閉ざされているクルド人若者二人を軸としたドキュメンタリー。入管職員の「帰ればいいんだよ。他の国行ってよ」(盗聴できたのか?)が余りにも強烈で、大きな希望もなくエンディングを迎える。テレビ・ドキュメンタリーでも取り上げられるが、そもそも島国になぜ入国できたのかが疑問で、入国を許可して定住生活が営まれている以上、就労ビザの支給は当然。入管は一度解体して再出発させるしかない組織。ただ映画そのものはロング・ショットが延々と続き何度か睡魔に襲われ、前述した全体構造についても説明はされない。また2021年公開にもかかわらず映像はコロナ以前で終わっており、その注釈もないのは不親切。

ドキュメンタリー映画『東京クルド』公式サイト|日向史有監督作品