wsfpq577’s blog

日本中世史専攻、大学非常勤講師などで生活の糧を得ていますが(求職中)、ここでの発言は諸機関とは全く無関係です

第11回中世地下文書研究会のご案内

*当方は別の仕事があり、参加できそうにありませんが、案内をはっておきます。

==================================

第11回中世地下文書研究会を下記の通りオンラインで開催します。科研

費研究グループの主催ですが、一般公開しますので、関心のある方はどな

たでもご参加ください。

 

主催: 科学研究費基盤研究(B)(2018年度~2021年度:地下文書論による

    中世文字史料研究の再構築、研究代表春田直紀)共同研究グループ

趣旨:地下文書論の視点と方法により、中世文字史料の総合的な理解を深

めていきます。今回は2019年に実施した信州諏訪社神官層伝来文書

の原本調査に基づく報告をしてもらい、神官層文書群の相互関係や

東国における地下文書の特質などについて議論していきます。

 

開催日:2020年12月20日(日)

開催方式:WEB会議システム「Zoom」を用いたオンライン開催

申し込み先:春田直紀 haruta@educ.kumamoto-u.ac.jp

      参加希望者は上記アドレス宛てにメールで申し込みください。

      申し込み期限は、12月18日(金)とします。参加者には

春田より後日ZoomのURLとパスコードを通知するとともに

報告レジュメを事前配信します。

タイムスケジュール:(敬称略)

 13:00開始、司会(高橋一樹)

  春田直紀: 趣旨説明

 13:05~14:00

 岩永紘和:「大祝家文書・矢島家文書」原本調査報告

 14:10~15:05

 金澤木綿:「守矢家文書」原本調査報告

 15:20~15:35

佐藤雄基:「守矢家文書」における鎌倉時代の文書

 15:35~15:50

 湯浅治久:戦国期の諏訪社造営と「先例」管理

―地域権力と地下文書の接点―

※【参考文献】(4報告共通)

井原今朝男「神社史料の諸問題―諏訪神社関係史料を中心に―」

(『国立歴史民俗博物館研究報告』148集、2008年)

  細田貴助『県宝守矢文書を読む』全2巻(ほおずき書籍、2003年)

 15:50~16:00 村石正行コメント

 16:00~16:30 質疑応答・全体討論