wsfpq577’s blog

日本中世史専攻、大学非常勤講師などで生活の糧を得ていますが(求職中)、ここでの発言は諸機関とは全く無関係です

シンポジウム「中世地下文書論は何を明らかにしたか」

*かなり前にいただいたものですが、当方も参加することにしましたので、転載しておきます。なお明日は行けません。

シンポジウム「中世地下文書論は何を明らかにしたか」のご案内
【主催】中世地下文書研究会           ※一般公開、参加費無料
【趣旨】中世の地域社会の実態解明において、正統的な文書様式から外れているた
め疑問視され、十分に検討されてこなかった文書が多いことが課題となる。こう
した文書を中世史料として活用するための方法論として提起されたのが「地下文
書論」である。2014年に発足した中世地下文書研究会は、8年間余りにわたり全
国各地で原本調査を進めながら、中世地下文書の生成・機能・展開と地域性・階
層性を明らかにしてきた。本シンポジウムでは、中世地下文書論が提示した論点
と実証成果を確認したうえで、この議論の射程を拡げるための展望を見出してい
きたい。内容としては、本研究会の研究成果にもとづく報告に加え、銘文と仏書
による研究や中世南フランスの自治体文書研究の報告、中世地下文書論をめぐる
総合討論を予定している。
 参考文献:春田直紀編『中世地下文書の世界―史料論のフロンティア』(勉誠出版、2017年)
【開催日程】2022年10月22日(土)
【会場】立教大学 池袋キャンパス 5号館3階5301教室
池袋キャンパスへのアクセス https://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/
構内案内図 https://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/qo9edr00000001gl-att/img-mpusmap_ike.pdf
【タイムスケジュール】
 12:30 受付開始
13:00 開会・趣旨説明 司会:小川弘和(熊本学園大学)、高橋一樹(明治大学
13:10-13:50   春田直紀(熊本大学)「中世地下文書論の方法と射程」
13:50-14:30 薗部寿樹(米沢女子短期大学)「地下内部文書と名主座―木札を中心
に―」
14:30-15:10 榎原雅治(東京大学)「荘官家伝来の文書群から見える中世社会」
   休み
15:20-16:00 湯浅治久(専修大学)「地下文書の生成・変容と権力秩序―近世地方
文書への道程―」
16:00-16:40   上川通夫(愛知県立大学)「銘文と仏書からみた中世の民衆」
16:40-17:20 向井伸哉(大阪公立大学)「中世南フランスにおける自治体会計簿・
資産台帳の伝播と受容」
17:30-18:30  総合討論
【申し込み方法】
人数把握のため、参加希望者はGoogleフォームで事前にお申し込みください。
参加申し込みフォームのURLは下記の通りです。
申し込み期限は10月20日(木)18時とします。
参加申し込みフォームURL:https://forms.gle/KykF8mrMXmovE4e36
【問い合せ先】 中世地下文書研究会(春田直紀)E-mail: jigemonjyo@gmail.com