wsfpq577’s blog

日本中世史専攻、大学非常勤講師などで生活の糧を得ていますが(求職中)、ここでの発言は諸機関とは全く無関係です

関沢まゆみ編『菓子と果物』

今週は土日出勤のため勤務が不規則。昨日は100万円近くで購入した書籍を25000円で手放し、本日は新居近くで自転車を購入し、近くの量販店で家電選び。といってもほぼ販売員の言いなりだったが…。そんなわけでいただきものの表題書を読了。「栗とトチ・どんぐり」・「柿」・「みかん」・「飴」・「饅頭と汁粉・善哉」・「羊羹・蒸菓子・干菓子」・「粽と柏餅」・「カステラと菓子パン」(副題は略)で、最後を除き中世史でもいろいろ可能性が感じられ勉強になった。名称としての「カシワモチ」は全国にあるが、包む葉は多様で葉包み食の総称だというのも、名称の広がりという点で興味深い事例。歴史的展開と地域性をつなぐものとして食文化史は重要な課題。それにしても昨日・本日は急にアクセス数が増加。YAHOOと異なりどの記事なのかがわからず不可解な現象。日本の食文化 6: 菓子と果物