wsfpq577’s blog

日本中世史専攻、大学非常勤講師などで生活の糧を得ていますが(求職中)、ここでの発言は諸機関とは全く無関係です

3月3日付ブログへのコメントについて

3月3日付ブログで「某大学では成績不服申し立てがあるのだが、こちらの授業内容が信用できないので、採点結果も信用できないというのがきた。これまでも「つくる会」系受講者はいたのだが、ついにここまできたかというところで、来年度が思いやられる。その大学ではとんでもなく手間のかかる書類を無償で作らなければならず、それも3月中の仕事」と記したことに対して、コメントが寄せられている。何れも誹謗・中傷・誤読の類で削除・無視するという対応も可能だが、単なる通りすがりではなく特定大学の受講生と考えられるので、一応返答しておく。える氏が『「自分は大学側から全く信用されていません」と言うことをワールドワイド上で言って何がしたいのでしょうか』とするが、大学から信用していないなどといわれることはありえず(もしあれば即解雇)、不服申し立ては一受講生からのもの。自分の考えている歴史像と異なることが不満だったようだが、講義後に特に異議申し立てをすることなく、いきなり事務当局に保管される公的書類で出されるのは正直疲れる。返答は送りそれについての反応は直接届いていないため沈静化したようだが、これ以上エスカレートするような受講生が次年度以降に出てくると対応に苦慮することになる。それと関係するのがこの授業が大学卒業資格と別の認定組織に関わっていることで、模範解答・該当者の解答・シラバス一項目ごとの達成度を点数化したものを保管して、数年毎に外部機関のチェックを受けなければならない。とりわけその選択が二年次にされるため、一年次については合格者全員分の書類を作成する必要がある。そのため他の該当科目は教授・准教授が担当しているが、これのみ単なるアルバイトの「講師風情」(oit氏)が無償(そのための特別な手当はない)で担当させられている(これは受講生にとっては担当者を馬鹿にするという問題ではなく、認定制度の質に関わる問題として認識すべきである)。 「嫌なら辞めれば」(oi氏)というが待遇の改善を求めるのは当然の要求で、愚痴を中傷される理由もなく、こちらは生活がかかっておりどこでも雇ってもらえるほど甘くもない。この大学の受講者はそこそこ質も高く講義自体はやりやすかったのだが、このようなコメントが寄せられたことは残念というしかない。なお今後いちいち対応するのは困難なので、コメントは承認制に変更することにした。