wsfpq577’s blog

日本中世史専攻、大学非常勤講師などで生活の糧を得ていますが(求職中)、ここでの発言は諸機関とは全く無関係です

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

速水融『歴史人口学事始め』

本日は遠隔授業二回目。前回程のトラブルはなかったが、やはりいろいろ対処することがでてくる。いちおう授業時間中はチャットに張り付いているのだが、内容に関わるものはLMSメールで一つあったのみで、あとは技術的なことがチラホラ。そのためこの時間帯を…

丸橋充拓『江南の発展』

本日はルーティン姫路。先週火曜日に7割減シフトが決定し、当方も昨日は在宅勤務だったが、本日は出勤日。もっとも連携事業がストップしてしまっているので、自宅ではネットから、職場では自宅にない刊本からのDB作成がほとんで、作業としては変わらない。そ…

「伊藤報告を聞いて」

本日到着の『日本史研究』692(2020年4月)33~37頁に掲載。昨年度の中世史部会大会報告批判で、9月になってから依頼されたこともあり、引き受けたもの。内容はさておき35頁下段2行目で「すなわち問・梶取・倉本などの史料用語もしくは存在形態から類推・抽…

アフレコ

某KN大は20日から遠隔授業。大講義2科目で何れも本年度から新たに始めるものだが、以前別のところでやったものを手直しすれば、そんなに手間はかからないと考えていた。しかしこのような事態になったため従来のレジュメに加えて、パワポ資料をつくり音声を吹…

大津透『律令国家と隋唐文明』

本日は出勤日ではないのだが姫路で勤務。電車は7割減程度か。そんななかで読みさしの表題書を読了。著者グループは当方がはるか昔にだした論文を黙殺していることもあり熱心な読者ではないのだが、前エントリーで記した非常勤先の講義のお題の一つが「外来文…

ヘッドセット

某非常勤先は、4月9日になって20日からの遠隔授業を実施するという無謀なスケジュール。しかもHPでの公表のみで、ようやく昨日専任教員から電話があった。本日の説明会もZOOMで100人しか入れず、LMSのマニュアルも簡素。あと二つが早くに5月7日からという方…

一ノ瀬俊也『特攻隊員の現実』

居候先は休館がすでに発表されているが、本日段階で職員は出勤(変な批判がネットでおきていたが、阪神間は同じ時期に休校が決まっていたはずで、範囲の見極めに時間がかかったのだろう。結局但馬のみ通常)。そういうわけで1月に購入していた表題書をようや…

徳丸吉彦『ものがたり日本音楽史』

引き続き、電車読書の紹介。引きこもりと車中爆睡のため積ん読が消化できておらず、本書も昨年12月刊行で、すでにそのときの気分すら忘れてしまった衝動買い本。音楽を生きたものとして考えるとして、古代・中世・近世・近代・現代という時代区分を設けて、…

「五山文学詩文にみえる播磨関連の地名・寺社名・人名」

本日、五年目の辞令をもらった当方の仕事は、古代史専攻の主担当者の補助、播磨・赤松関連の史料収集(とりわけ禅宗関係)という二つの名目ではじまったもの。このうち後者についてはExcelデータベースに入力作業を続けているが、そのうち『五山文学全集』お…