昨日に引き続いて「偶然の一致」シリーズ。当方が出入りしている博物館でもともと春の展覧会に予定されていたが、今週火曜日から8月16日(日)まで開催されることに。もともと昨年に国立民族博物館で開催された同名の展覧会のサブ企画(出品点数を減らして独自のものを追加)で、カナダ先住民をはじめとする海外のものは民博所蔵品で、近世日本で作成されオランダ・ライデン国立民族学博物館所蔵の人魚・ろくろ首・河童像も単独では招請できなかったもの。ただ担当者が本体の企画にも関与した妖怪専門家ということで、当館所蔵品を含め独自予定のものがあり、そこに今年になって話題沸騰のアマビエ(実はアマビコの誤記)もその一つに入っていたというわけ(メインとは考えられいなかったのでポスターにはなし)。すでに開催準備中だったということもあり、夏の特典を翌年度に延期してこのたび開催されることになった次第。日本中世とは直接関係はないが、世界のものと比較できるのは興味深い。オンライン予約制になっていますが、今のところ平日は普通に入れますので、関心のある方はどうぞ。兵庫県立歴史博物館