夕食時にＮＨＫ教育サイエンスＺＥＲＯ「”願望実現”医療」を視聴。幹細胞の冷凍保存、体外受精による着床前診断での遺伝病排除・男女産み分け、難病の子どもと同じ免疫の受精卵から子どもを誕生させて幹細胞を移植する「救世主兄弟」など、アメリカ医療の現状が紹介されていた。イギリスは法で制限、ドイツは禁止ということで、コメンテーターの海堂尊はわけのわからないことをいってアメリカを擁護していたが、各国の違いの背景には公的医療制度の有無があることは明白。新自由主義がここまで人の不平等を作り出していることに驚かされる。アメリカでの宗教右翼の広がりにも関わらず、妊娠中絶禁止がいわれなくなっているのは、こうした医学の現状によるのだろう。なぜ４月から番組開始を５分早めたのかは理解に苦しむが、いろいろと勉強にはなる。http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp308.html
食後は原稿に取り組む予定が、本日購入した『桜・稲垣早希のブログ旅完全補完計画』を読んでしまう。木曜の深夜番組で、昨年春から見るようになり、夏休みに神戸市史執筆の合間に当時はネットで上がっていた過去の全作品も見て、本格的にはまってしまった。自閉症気味で実年齢からは考えられない、「どじでのろま」にもかかわらず、素直にかわいいキャラクターが、中年男性には「はじめてのおつかい」を見るように、全てを許して応援してしまう。ＤＶＤは装置が壊れており、購入しなかったが、本は買って読んでしまった。http://www.mbs.jp/888/blogtabi来週土曜日には法勝寺の現説がありhttp://www.kyoto-arc.or.jp/、ますます時間がないのに何をしていることやら。
