今年度限り・・・

本日午前中は京都で講義。昨年と比べてやる気のない受講者が目立つが、何とか史料を読ませながらの進行を続ける。昼休みに図書館で東大寺文書の最新刊（長洲荘関連など、興味深い文書が多数収録されありがたい）・講義準備のための日露戦争本（いろいろあるが、借り物のため省略）を返却し、大日本史料の最新刊を借りバス停へ。タイミングが悪く小雨の中、近くの庇の下で雨を凌ぎながら待ち、河原町丸太町へ。前回の反省を活かしてPCを省電力モードにして何とか三時間粘る（そもそもバッテリーが限界にきているようで、警告が繰り返されていたが）。古い写真と平仮名ばかりの文書に悪戦苦闘したため、字起こしをしながらの作業は遅々として進まず、とんでもないことが書いてあるような気がしたところで時間切れ。やや高揚した気分で帰路の車内でめくった大日本史料は大外れで、先ほどDBに入力したのは1点のみ。なおこの間の電車読書は博覧会ものだったが、それも借り物のため略。ということでまあまあの一日のはずだったのだが、先ほどみた公募情報に愕然とする。奇跡的に潜り込めない限りこの仕事も今年度限り。来年度見通しはついに4コマまで減少し、この業界からも放逐されることになりそう。長い余生をどう過ごしていくべきか。