wsfpq577’s blog

日本中世史専攻、大学非常勤講師などで生活の糧を得ていますが(求職中)、ここでの発言は諸機関とは全く無関係です

『國學院大學図書館所蔵中近世文書書籍目録』所収史料の閲覧について

本日は金曜日15回目。一年間続いたマンツーマン旅引付の購読も文亀元年8月28日条で終了。最後に少し感想を聞いただけでちゃんと説明しないままのお別れになったが、後は4月から着任する某氏に委ねるほかない。講義科目の定期試験はまだ残っているのだが、月末休館のため図書館の利用も本日が最後。全国有数の貴重書所蔵館として知られているのだが、ほとんどが閉架にあるため、OPACでランダム検索をするしかなく、しかも請求・貸し出し手続きがすべて手書きで時間がかかり、全く全容がつかめないままに終わった。その中で雑誌検索をした際にたまたまトップに出てきたのが昨年3月刊行の表題書で、本日2限開始前に貸し出し手続きをして、昼休みにざっとめくってめぼしいところのみをコピーをとり返却したもの。写真が掲載されているのはごく一部で、あとは目録のみなのだが、それなりの量の中世文書があり、なぜか「南都興福寺文書」という一群の中に清水坂非人の出した文書が含まれていた。また春日社などの造営・遷宮記もかなりあるようで、大変気になるところ。同大学のサイトではOPACでもヒットせず、デジタルライブラリーにも含まれていない。写真でよいのだが、当方のようなフリーターが閲覧する手段があるのか、どなたか教えていただければありがたいところ。